與真司郎、初めて付き合った彼の誕生日に思わぬ事件…エッセイ『人生そんなもん』より恋愛エピソード公開 | RBB TODAY
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與真司郎、初めて付き合った彼の誕生日に思わぬ事件…エッセイ『人生そんなもん』より恋愛エピソード公開

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與真司郎のノンフィクションエッセイ『人生そんなもん』 撮影/嶌原佑矢(UM) (C)講談社
  • 與真司郎のノンフィクションエッセイ『人生そんなもん』 撮影/嶌原佑矢(UM) (C)講談社
  • 與真司郎のノンフィクションエッセイ『人生そんなもん』 撮影/嶌原佑矢(UM) (C)講談社

 4月16日に発売される與真司郎のノンフィクションエッセイ『人生そんなもん』より、恋愛エピソードが公開された。


與真司郎フォトエッセイ 人生そんなもん
¥1,980
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)

 與はAAAのメンバーとして活躍し、2023年7月には自身が同性愛者であることを約2,000人のファンの前で公表。その影響は国内にとどまらず、米紙「ニューヨーク・タイムズ」の「2023年世界に影響を与えた人々」に選出されるなど話題を呼んでいる。『人生そんなもん』ではそんな與が自身の半生を振り返り、カミングアウト後に感じていることを赤裸々に明かす。

撮影/嶌原佑矢(UM) (C)講談社

 また同書ではロサンゼルス在住時に付き合った2人との出会い、思い出、その経験から学んだこと、人間として成長したことなども綴られている。與自身は当初、恋愛のことを書籍に掲載するか迷っていたそうだが、「自分の過去の恋愛事情をわざわざ明かす必要はないし、知りたくないという方もいるだろうと思っていたので、当初載せるつもりはありませんでした。でも、僕の人生において恋愛はとても重要な要素の一つで、過去にお付き合いした方から多くのことを学び、自分自身が大きく成長するきっかけとなりました。愛される喜びと失う悲しさを知ったことで、懐がより深くなった実感があります。心から信頼している人に愛されることは、この上ない喜びだということを初めて知りました。恋愛はつらい思いをすることも多いけれど、それ以上に生きている実感を得られるものだとも思います。恋愛を通じて学んだことをここで明かさないと、 ノンフィクションエッセイとして自信をもって世の中に送り出せないと思い、本書では過去の恋愛についても包み隠さず語ろうと決意しました」という心境の変化があったという。

■『人生そんなもん』収録の恋愛エピソード
誕生日に送ったプレゼントがテーブルの上に放置されていた理由

初めて付き合った彼の誕生日のこと。僕が日本で買ったブランドものの財布をプレゼントしたことがあった。恋人にプレゼントを買うなんて初めての経験だったから、きっと特別な思い出になる予感がしていた。

でも、渡してから数日経っても、彼はその財布を箱に入れたままテーブルの上に放置している。もちろん僕は「どうして使わないの?」と聞いた。そうしたら、平然とした顔で「使わないから、別の商品に交換しようと思っているんだ」と言われてしまった。文字通り、開いた口が塞がらなかった……(笑)。日本の一般常識としては絶対にありえない。恋愛初心者の僕にとっては、トラウマ級のひどい仕打ちである。デリカシーのない態度にイライラしてしまって、そのまま言い争いに発展してしまった。

もともと彼は紙のように薄くコンパクトに折り畳める財布を愛用していた。それに慣れていたから、僕がプレゼントした革の財布は不便に感じてしまう。どうせ使わないなら違うアイテムに交換して、気に入っているものを身につけたほうがいい。そうすれば、僕のお金が無駄にならない。これが彼の言い分だ。冷静に考えれば合理的な判断だと思うが、それを恋人の前で悪気なく正直に言えてしまうメンタルがすごい。その経験をきっかけに、僕の性格や言動は良くも悪くも少しずつアメリカ人っぽく合理化されていく。

当時の僕は20代後半になっていたけど、14歳から芸能界に入って仕事しかしてこなかったから、初めての恋愛がアメリカ式で驚くことばかりだった。

撮影/嶌原佑矢(UM) (C)講談社

《ハララ書房》

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