宇宙飛行士の若田光一氏が27日までに自身のX(旧Twittter)を更新。18日、19日に東京ドームで開催されたMLB開幕シリーズにちなんで、宇宙での“二刀流”を披露した。
若田宇宙飛行士はこの日、「野球の季節です。日本では@MLBシーズンの開幕戦が始まりました」と書き出し、「Expedition 68 では、1 人で野球の試合をしました。微小重力下では、チーム全体は必要ありません。すべてのポジションでプレイできます」といった内容の英文を投稿。合わせて掲載された30秒ほどの動画には、宇宙船のなかでグローブをはめ、野球ボールを手にする若田氏の姿が。そのままボールを投げるや、急いで反対側にまわってバットを持ち、ゆっくりと向かってくるボールを打ち返していた。
ネット上では「ナイススプレー!!!」「めっちゃ楽しそう」「投げて、打って、捕る?信じられない!」「地上ではまず見られない光景」「月面で野球をしたら面白そうだね」といった反響が広がっている。
若田宇宙飛行士は、1963年埼玉県生まれ。1992年にJAXA宇宙飛行士候補に選ばれたのち、日本人最多となる計5回の宇宙滞在を経験。2022年にはクルードラゴン宇宙船 運用5号機(Crew-5)に搭乗し、第68次長期滞在クルーとしてISSに155日滞在した。