日向坂46の佐々木久美が25日、都内にて日向坂 46佐々木久美 1st 写真集「めくる日々」(発行:DONUTS、発売:主婦の友社)の発売に合わせ、報道陣の囲み取材に応じた。
同作は2016年にけやき坂46の一期生としてデビューし、現在は日向坂46のキャプテンを務めている佐々木久美の1st写真集。佐々木は、4月6日に行われる『6回目のひな誕祭』でのセレモニーで日向坂46を卒業することが発表されており、アイドルとして過ごした9年間の集大成といえる一冊になっている。


無事に発売日を迎え佐々木は「お話をいただいた時から、あっという間に時間が過ぎてしまって。でも、やっとこの日が来たという感じもあり、うれしさで溢れています」と率直な喜びを語った。
完成した写真集を手に取った時の感想を聞かれると「めくってもめくっても自分しかいないというのが初めての経験なので、自分でもドキドキしながら、ページをめくりました。でも、ずっと夢だった、夢が叶った1冊なので。ファンの方もすごく喜んでくださったので、それが何よりもうれしかったです。ファンの方の顔が浮かびました」と大切にしているファンに対する想いを明かした。

赤いワンピースで滝の下に立っているカットがお気に入りだという佐々木。「こんなに壮大な写真を撮ることって、なかなか自分ではできないので、写真集の醍醐味だなと思います。あとは赤いワンピースですかね。赤ってあまり着てこなかったんですけど、『意外と私、赤似合うんだ』って、気づいたのも気に入っているポイントです」と、自身の新たな一面を発見できたカットを選んだ。
続けて「この服のまま滝のところで泳いだりして、それもすごく楽しかったので、すべて含めて思い出が詰まった大切なお気に入りの1枚です」とお気に入りカットへの思い入れを語った。

日向坂46のメンバーからも大きな反響があったようで「みんなが楽しみって言ってくれてうれしかったですね。特に2期生の富田鈴花は、会った瞬間、一目散に『久美さんの写真集楽しみです!』って面と向かって言ってくれて。いつも一緒にいるメンバーが、一緒に喜んでくれたっていうのが嬉しかったです」と満面の笑みを浮かべた。
「写真集を自己採点すると何点ですか?」という定番の質問を聞かれると佐々木はニヤリとして「これは考えてきました。私にはこの答えしかないと思って言わせていただきます」と前振りをして、自信満々に「自己採点は“キャプテン”です!」と回答。佐々木の愛嬌あふれる回答に、会場は和やかな雰囲気に包まれた。


また、この写真集を読んでほしい共演者を尋ねられると佐々木は「オードリーさんです。この世界に入って初めて自分たちの番組を持たせていただいてから、オードリーさんにはずっとお世話になって、師匠のようなおふたりなので。ふたりに渡して、目の前で、読んでほしいと思います」と、番組でずっと共演してきたオードリーへの想いを伝えた。
4月6日にグループの卒業を控えている佐々木。最後に自身のアイドル人生を振り返り「アイドルになってなかったらできない経験を本当にたくさんさせていただいたので、ただただ、楽しい9年間でした。“アイドル人生に悔いなし”って感じですね」と清々しい表情を見せた。


