リーガルリリーが「春の3か月連続カバー配信リリース企画 “記憶”」として、2月、3月、4月に3か月連続で卒業ソングのカバー音源を配信リリースすることを発表。第一弾として、斉藤由貴の「卒業」を2月5日に配信する。
「卒業」は1985年にリリースされた楽曲で、松本隆と筒美京平が手掛けたことで有名。今回は同楽曲を、リーガルリリー独自の音解釈でカバーする。
また、NHK『The Covers』への出演も決定。「卒業」を生演奏でパフォーマンスする予定で、NHK BSプレミアム4Kでは2月9日、NHK BSでは2月13日に放送される。
■たかはしほのか (Vo.Gt.)コメント
・"記憶" によせて
網目状になった記憶に、きっと"完了"はない
人から人に歌い継がれて、喜怒哀楽の糸が絡まって、歌は人間の消えない地球への爪痕だ。
・「卒業」によせて
40年前の楽曲ということで、まったく色褪せることのないリリックを、2025年の春に落とし込めたらどんな表情になるのだろうと、わたしたちなりに形にしてみました。新生活、ちょっと不安な春の張った背中をふわっと抱きしめられたら良いです。
■海 (Ba.)コメント
春は毎年巡るけれど、「卒業」と共に栞が挟まった春はきっと特別なんだと思います。良い悪いではなく、ただ他とは違うという意味で。私はこの曲の冷たくて優しい、寂しくて清々しいところが好きです。自分なりの理論で自分を愛する人を、否定も肯定もせず放っておけるような優しさは、きっとリーガルリリーの中にもあります。昔して、昔んなリーガルリリーを愛してくれるみんなにこの曲を届けられたらと思い、今回選曲しました。企画タイトルにある「記憶」は、あの頃を思い返すだけではなく、今過ごしているこの春が"あの春"になることでもあります。この春に音の栞を挟むように楽しんでもらえたら嬉しいです。