2月6日22時から放送される『SONGS』(NHK総合)に、泉谷しげるが12年ぶりに登場することが発表された。
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泉谷はこれまで長年にわたって、全国の被災地への支援活動を続けてきた。1993年北海道南西沖地震をきっかけに、雲仙普賢岳火砕流災害、阪神・淡路大震災、東日本大震災など、災害に苦しめられた地域を訪れ、歌でエールを贈り続けている。
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中でも阪神・淡路大震災は、発生10日後にラジオの生放送のため訪れた神戸都心部の惨状に愕然とし、被災者に「普通の生活」「エンタメ」を早く取り戻してあげたいと強く感じたという。その7か月後には、神戸・メリケンパークでの入場無料のライブイベントを実現させた。
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今回の『SONGS』では、震災からちょうど30年を迎える1月の神戸で、泉谷に密着。また被災地で歌い続けてきたという吉田拓郎の名曲「イメージの詩」を、神戸・メリケンパークから弾き語りによって届ける。
一方でスタジオでは、泉谷が76歳になった今もライブハウスにこだわり、歌い続ける理由に迫っていく。そしてスタジオパフォーマンスでは、代表曲「春夏秋冬」のほか、名曲「世代」をテレビ初披露する。