北海道日本ハムファイターズ監督の新庄剛志が『酒のツマミになる話』(10日放送/フジテレビ)に登場した。
新庄監督は、スタジオで試合のためのルーティーンを解説。まず朝起きたらiPadで自身の球団の2軍の試合をチェック。また別のiPadで当日対戦するチームの前回の試合の先発ミッチャーを観察。一方で、セリーグの2軍の試合を見ていい選手がいないかどうかをチェックする。「(iPadは)5台くらいある。それ(このチェックを)3年間毎日ずーっとやっている」と話し、そのせいで首のシワがめちゃくちゃ増えたと続けた。今では、プロジェクターで天井に試合を投影しながらチェックしているという。
これを聞いた出川哲朗が「新庄さん、本当に毎試合やってるんですか?」と驚きながら聞くと、新庄監督は「3年間毎試合!」と回答。出川は「失礼しました。感性だけでやっているのかと思って…」と話すと、「僕が指示する時は80%当たる。このバッターだとここに飛ぶから寄せといてというと、そこに飛ぶ。それは(毎日)観てるから。僕がやることに意味のないことはない!」と断言した。
さらに1999年6月の阪神vs巨人戦で、槇原投手が敬遠しようと投げたボールを新庄選手(当時)が打ってサヨナラとなった試合についても言及。目立ちたがり屋ゆえのまぐれとの声もあったが、新庄は「これも計算」と説明。当時調子が良かった新庄は敬遠されることもあったが、「あっ、このボール打てるな」と思ったという。そこでバッティング練習で、ピッチャーに頼んで敬遠ボールを打つ練習をしたという。