小池徹平が出演するオーディオドラマ FMシアター「海のお城がくれた夏」が、11月23日22時よりNHK-FMで放送されることが決定した。
同作は瀬戸内の島を舞台にしたハートフルコメディ。物語の主人公は、東京から瀬戸内の小さな離島にやってきたトライアスロン好きの青年、石橋健人（小池）だ。
健人は高齢化により継続が難しくなったトライアスロン大会の運営改善を命じられ、島のスイカ農家の風谷実（村田雄浩）や、島に移住してカフェを営む波多野瑠美（尾碕真花）と共に、島の人々との交流を通じて成長していく。
出演者からのコメントは以下の通りだ。
■石橋健人役／小池徹平
架空の島の物語ですが、共演したみなさんと一緒に台詞を読んでいると、その島の風景や感じる風、島の人々の元気さなどがリアルに鮮明なイメージとして湧いてきました。僕が演じる健人はトライアスロンが好きで、仕事への使命感を持って島にやってきました。島の人々との触れ合いによって健人が成長していく物語として聴いていただいた上で、島の心地よい雰囲気と壮大なお城のような景色とともに健人の思いがみなさまのお耳にお届けできればいいなと思っています。
■風谷実役／村田雄浩
モデルとなった島があると聞きました。台本の随所にずっと続いている島の人々のおもてなしの心を感じて、台詞を読みながら“ぐっと”くることがたくさんありました。私が演じる実は気持ちがとっても深いところにある明るくて優しい島の住人です。遠くからでも彼の視界に入ると「おーい！」って、すぐに駆け寄っていきます。この「おーい！」が繰り返されるとだんだんとおかしさと親しみが感じられるようになると思います。年の離れた実と健人の間で交わされるやりとりから伝わるものがあればと思います。
■波多野瑠美役／尾碕真花
台本を読んで、もしこういう島があれば私も年を重ねたら移住してみたいなと思いました。また、人々が助け合って生きていくというのは本当に素敵だなとも思いました。私が演じる瑠美は言いたいことをはっきり言う女性なので、強そうに見え過ぎず、また可愛く見え過ぎずにと、そのあたりの“あんばい”を調節しながら役に臨みました。瑠美が営んでいるカフェにみんなが集まってお喋りするシーンに注目していただきたいです。とても楽しそうで温かい感じが伝わると思うので私はカフェのシーンが大好きです。
