NHK連続テレビ小説『おむすび』に出演中の谷藤海咲が、自身が演じる佐藤珠子役についてのコメントを発表。オーディションでの苦労や役作りの過程について語った。
“タマッチ”こと佐藤珠子は博多ギャル連合(ハギャレン)のメンバー。子どものころからダンス好きで、パラパラの振付を担当しており、筋が通らないことを良しとしない一本気な性格だ。
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そんな佐藤珠子役のオーディションでは、ダンス審査が設けられていたそう。谷藤はその時を回想し、「周りのみんなが得意なダンスを披露する中、私は見よう見まねでパラパラに初挑戦。自分なりに振り付けも考えて臨んだんですけど、幼い頃からやってきたヒップホップやジャズダンスにすればよかったかな、ミスったかな…?とどんどん落ち込み、手応えゼロでオーディションが終わりました。だから、連絡が来たときは本当にびっくり!」とコメント。そして「本当のパラパラをRumi さんから教えてもらった今、改めて振り返ると、オーディションでやった私のパラパラは全然違うものでした(笑)」とも語っている。
また佐藤珠子という役柄については、「よく出てくる『筋通ってなくない?』というセリフに、彼女の全てがあらわれていると思います。タマッチは総代表のルーリー(真島瑠梨/みりちゃむ)に負けないぐらい、ハギャレンに強い思いを持っているんです。だからギャルを悪く言われると、もう本当に許せなくなる。カッとなるスイッチが入るシーンは、何でカッとなったか皆さんに気づいてもらえたら嬉しいなと思いながら演じています」と胸中を明かした。
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撮影現場の雰囲気は、共演者もスタッフもアットホームな空気だそう。ヒロイン・結役の橋本環奈との共演で印象的だったシーンとして、佐藤珠子が結に「かっこよかったよ」という第3週・第15回放送のシーンを挙げ、「ムスビンが怖い相手に向かってギャルのことを熱弁してくれる瞬間、すごく嬉しくなって本当に泣きそうでした。タマッチは泣くキャラでもないし、ここで泣いたらタマッチちょっとダサイか…と我慢したけどとてもいいシーンだなと思います」と述べた。
そして視聴者に対しては、糸島フェスティバルでのステージシーンに注目してほしいとして、「パラパラは本番の2か月前ぐらいから時間をかけて練習してきましたし、撮影にも何日もかけたので、熱量高いシーンになっているはず。ハギャレンメンバーはこんなに仲良くなれるんだ…!と思うほど、素で仲がいいんです。チームワークの良さにもご注目いただけたら嬉しいです」と語っている。