黒柳徹子が11日、自身のインスタグラムを更新。声優・大山のぶ代さんの訃報を受けて、胸中を綴った。 この日の黒柳は「大山のぶ代さんが亡くなった!」「皆さんもご存知のドラえもんの声の大山さん」と切り出すと、「大山さんとは、NHK『ブーフーウー』をはじめ、若い時からいろんな声の仕事を一緒にしました」と回顧。さらに自身の冠番組『徹子の部屋』(テレビ朝日系)に大山さんが出演したことなどにも触れ、人柄についても「とても面倒見の良い人で、美味しいお菓子とか珍しい食べ物をスタジオに持ってきてくれたり、私がお芝居をやってる時は、毎回大勢のお友達にチケットを販売してくれて、大山のぶよ団体様御一行という感じで劇場に観に来てくれました」と語っている。 また大山さんの夫・砂川啓介さんにまで話が及ぶと、「とても仲の良いご夫婦でした」「でも、大山さんが認知症発症すると、何よりも大切にしていた旦那様のことが分からなくなり、砂川さんは私に『僕が癌になっと事も分からないんだよ』と、とても悲しそうでした」(原文ママ)と振り返り、「その旦那様も亡くなってしまい、大山さんはどうしてるのかなぁ?と思っていました」とコメント。 続けて「肉親の縁が薄く、ずいぶん詳しく私にそのことも話してくださいました。いつも、私に優しくしてくれて、ありがとう」と大山さんへ感謝を伝え、「今頃、天国でみんなで一緒にたくさんのお話をしていることと思います」と文章を締めくくっている。 同投稿には大山さんとのツーショットも添えられており、ふたりともニッコリと笑顔をカメラに向けていた。※黒柳徹子&大山のぶ代さんのツーショット(黒柳徹子の公式インスタグラム)