1980年にアイドルとしてデビューし、現在もトップアーティストとして活躍する松田聖子の初期の名曲を集めた作品集『Seiko My Love -Yoshiko Miura Works-』が、11月6日にリリースされることが発表された。
同アルバムは44年前のデビュー曲「裸足の季節」やこの夏話題となった「青い珊瑚礁」のほか、「風は秋色」「チェリーブラッサム」「夏の扉」などを収録。“アイドル松田聖子”の原点を築いたともいえる作詞家・三浦徳子さんが作詞した全30曲を収録しており、アルバムの発売日は2023年に逝去した三浦さんの命日にあたる。
また収録曲はシングルA面曲だけでなく、「SQUALL」「Eighteen」「Only My Love」などのアルバム収録曲やシングルB面の人気曲も含まれている。
さらに付属のブックレットには松田による特別寄稿や、三浦さんの作詞エピソードが掲載されたライナーノーツが収められている。
■松田聖子コメント(特別寄稿より抜粋)
「三浦徳子先生に作詞をしていただいた曲の主人公の女の子は、可憐で可愛く、そして、時にセンチメンタルで、私は先生の歌詞の世界が大好きでした。44年経った今でも、先生に書いていただいた曲を歌うと、胸がワクワクして、あの頃の気持ちが蘇ります。私にとって、すべての曲は、とても大事な宝物です」
■三浦徳子さんコメント(ライナーノーツより)
「だっていい声だったから。そのときになかった声。ポップだったし、声がいくらでも出たのよ。彼女みたいな声の人はいなかった」「聖子ちゃんに最初に会った時に、頬がうっすらとピンク色でそれが彼女に似合っていてとっても可愛かったんですよ、色白だったし。その時に彼女のイメージカラーを淡いピンクに決めたんです」