映画『誰よりもつよく抱きしめて』の特報映像と場面写真が解禁された。
同作は、新堂冬樹の同名小説を原作とし、内田英治監督がメガホンを取る。脚本はイ・ナウォンが手掛け、主演には三山凌輝と久保史緒里が名を連ねる。2025年2月にTOHOシネマズ日比谷ほか全国で公開される予定だ。
特報映像では、強迫性障害による潔癖症で常にビニール手袋を着用する絵本作家・水島良城（三山凌輝）と、その恋人で書店員の桐本月菜（久保史緒里）の切ない関係が描かれている。良城は「この手で月ちゃんを抱きしめたいよ」と嘆き、月菜は雨に打たれながら涙するシーンが印象的だ。
さらに、場面写真も公開され、手袋をはめて絵本創作を行う良城や、切ない表情を見せる月菜、ミステリアスな韓国人・イ・ジェホン（ファン・チャンソン）の姿が捉えられている。
『誰よりもつよく抱きしめて』は、2025年2月にTOHOシネマズ日比谷ほか全国で公開される予定だ。
【物語】
鎌倉の海沿いの街で同棲する、絵本作家の水島良城（三山凌輝）と書店員の桐本月菜（久保史緒里）。学生時代から付き合ってきた二人は、お互いのことを大事に思い合っているが、良城は強迫性障害による潔癖症を患い、恋人の月菜にも触れることができず、手をつなぐことすらできない日常が続いている。ようやく治療を決意した良城は、合同カウンセリングで初めて同じ症状を抱える女性・村山千春に出会う。思いを共有できる相手に出会えたことを喜び、千春との距離を縮めていく。仲睦まじく思いを共有する二人の交流を目の当たりにし、月菜はショックを受けてしまう。二人の溝がどんどん深くなっていくなか、月菜の前に、恋人と触れ合っても心が動かない男・イ・ジェホン（ファン・チャンソン）が現れる。愛する人と触れ合うことがままならない者たちがすれ違い、ぶつかり合い、関係が交錯していく―。
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