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【インタビュー】朝ドラ『おむすび』橋本環奈「ギャル魂って素敵だなと思う」 ギャルメイクでパラパラにも挑戦!

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 橋本環奈がヒロインを務める連続テレビ小説『おむすび』(NHK)が、9月30日から放送スタートする。

 同作は、“どんな困難も明るくたくましく乗り越える”をモットーとする平成ギャルの主人公・米田結が栄養士となり、現代人が抱える問題を“食の知識とコミュ力”で解決しながら縁・人・未来と大切なものを結んでいく平成青春グラフィティ。2025年1月17日に阪神・淡路大震災発生から30年を迎えるにあたり、阪神・淡路大震災が起きた瞬間とその後を正面から描く。

 生まれてから約6年間を神戸で過ごし、福岡県糸島の農家で育つヒロイン・米田結を演じる橋本が取材に応じ、役作りや本作の魅力、撮影時の裏話などを語った。

――同作では1995年に起こった阪神・淡路大震災と平成のギャルについて描かれますが、橋本さんがどのような準備をして、どのようなイメージを持って撮影に臨まれているのかを教えてください。

最初に監督やスタッフの皆さんとたくさん話し合い、阪神・淡路大震災に関する資料や当時の想像を絶するような映像を見たり、スタッフの皆さんが現地で取材されたお話を伺いました。当時被災された方々がドラマを見て、つらい思いがフラッシュバックすることがないようにしたいという思いもありながら、うそを描きたくない気持ちもあるので、その葛藤も含めて丁寧に演じなければいけないなと思っています。
私が演じる結は6歳で震災に遭うので、6歳の子どもが震災をどの程度重く捉えられていたのかということと、その一方で当時の惨状で忘れられない記憶も残っているので、その両方の表現が難しいなと思いました。
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――平成ギャルに関してはいかがでしょうか。

平成ギャルのファッションや109の前でギャルピースをしている資料や写真を見て、すごく明るいなという印象があって。ギャルは髪の色が明るくて肌が黒くてネイルがすごいなど“見た目がギャル”という面もありますが、演じるにあたって“ギャルは心意気”なんだなと思いました。好きなことを貫く、周りの目を気にしないという「ギャルの掟」が劇中に出てくるのですが、SNSがある世の中では周りの目を気にしてしまうことが多いですし、現代こそギャル魂って大事だなと思います。仲間を大事にし、裏切らない気持ちを持っているのは素敵だなという思いが日に日に増しています。

――橋本さんの出身地の福岡が本作の舞台になっていますが、そこに対する特別な思いがあれば教えてください。

福岡は私が高校卒業まで住んでいた大好きな街です。天神など学生の時に友人と遊んでいた場所がロケ地になっていて懐かしさを感じますし、お芝居も博多弁なのでセリフがとても言いやすいです。糸島のフェスのシーンでは地元の皆さんがエキストラとして出演してくださったのですが、皆さん朝からロケに付き合ってくださって、盛り上がっていただいて温かさを感じました。

――根本ノンジさんの脚本を読んだ感想と物語全体の魅力を教えてください。

テンポ感が良く面白いなと思いました。私が好きなのは米田家の家族のシーンです。家族皆がキャラクターが濃くて面白いのですが、とくに松平健さんが演じるおじいちゃんがいいキャラをしていて。いつも大ボラを吹いてニコニコしているおじいちゃんなのですが、孫にとても温かくて、こんなおじいちゃんがいたら最高だなと思います。結の女子高生時代が描かれる第1週から7週にかけての糸島編では、家族愛や姉に対しての思いが丁寧に描かれています。
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――米田結というキャラクターとご自身が重なる部分はありますか。

最初の糸島編では、結はギャルが大嫌いというところから始まって、家族のために我慢して真面目を演じたり、自分が好きなことをやるなんて…と思っているのですが、私自身が高校生の時はお仕事もしていましたし、好きなことをやらせて貰っていたので重なる部分はあまりなくて。ただ、結が家族や大切な人たちを傷つけたくないという思いは分かるなと共感しながら演じています。

――撮影現場はどのような雰囲気ですか。

共演者の皆さんとずっとおしゃべりをして和気藹々です。麻久美子さんや北村有起哉さんとストレッチしながらお話をしたり、宮崎美子さんが育てたキャベツを使用した料理をいただいたり。米田家の食卓のシーンにいつも出てくる「ピーマン味噌」という料理がご飯が何杯でも食べられるくらいおいしくて、食卓のシーンは全員が撮影が始まる前に「もうちょっとお皿に乗せておいていい?」といってカットがかかってもも食べ続けたり(笑)。

――劇中では姉であり“伝説のギャル”アユ役の仲里依紗さんが帰郷して波乱が起きる展開になりますが、結にとって歩はどんな存在ですか。仲さんとの現場でのエピソードも教えてください。

結は歩が東京から帰ってきた時に「早く東京に帰ったら?」「なんで帰って来たん?」と言ったり、真正面からぶつかることができる存在だなと思います。仲さんとの最初の撮影シーンは関係がギスギスしているところからはじまったので、お声掛けしていいものかと迷ったのですが、仲睦まじくなった後のシーンからはいつも一緒にいます。仲さんにいい皮膚科を教えていただいたり、飛行機のマイルの話をしたり。仲さんのお話が面白くて、仲さん自身がギャルのように明るくて潔い方なので、包み隠さずにいる姿が素敵で尊敬しています。

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――劇中で高校生の結がギャルメイクをしたりパラパラを踊るシーンがありますが、実際にやってみた感想はいかがですか。

すごく楽しかったです。糸島のエキストラの皆さんの前でパラパラを踊るフェスのシーンでは、最初は戸惑いもありましたが最後は皆でノリノリで踊っていました。ギャルメイクはチョコレートの色くらい茶色いファンデーションを塗って、バサバサのつけまつ毛やキラキラのラメを付けて自分ではないみたいで…。(出演者の中に)実際にギャルのみりちゃむがいてくれたので、ギャルメイクの仕方をアドバイスしてもらって、皆でワイワイ楽しみながらギャルとして盛り上がりました。

――そんな橋本さんが自分の中で「ギャル魂」を感じる部分はありますか。

私は友達の1番の味方でいたいと思っているので、仲間を大事にする部分は自分の中の“ギャル魂”なのかなと思います。高校の時もお仕事をしていて学校にあまり行けなかったのですが、周りの友達が授業のノートを取ってくれたり、久しぶりに登校した時にお弁当を作ってくれていたり、お仕事で賞を受賞した時は黒板に寄せ書きを書いてお祝いしてくれたり、優しくて支えてくれて。すごく恵まれていたので自分も友達や周りの人を大切にしたいなと思いますし、自分が信頼して大切にしていると相手からも返ってくる気がするので、そこが“ギャル魂”なのかなと思います。


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