平田オリザ原作の舞台「幕が上がる」が8月21日から25日まで、東京・足立区のシアター1010で再演されることが決定した。
本作は高校演劇部を舞台に、部員たちの成長と青春を描く物語。2012年に出版された平田オリザの処女小説を原作とし、2015年には映画化され話題を呼んだ。2023年には日向坂46の森本茉莉と山口陽世のW主演で舞台化され、連日完売となるほどの反響を得ていた。



今回の再演では、須藤茉麻が主演を務め、夏目愛海、加藤夕夏、七瀬恋彩らが出演する。脚本・演出は前回に引き続き久保田唱が担当する。
須藤は「膨大なセリフ量で稽古中はずっと台本と向き合っていました。でも、キャストの皆さんが本当にあたたかく背中を押してくれ、励ましてくれました」と語り、意気込みを見せた。
夏目は「舞台は生ものなので、毎公演違うものを感じられるかもしれません。たくさんの方に生の舞台の良さを感じてもらいたいです」と舞台ならではの魅力をアピールした。


加藤は「高校演劇部の青春物語で、何か打ち込めるものを見つけた高校生たちの人生の幕が上がるお話。その瞬間を何度も見にきていただけたら嬉しいです」と作品の見どころを語った。
七瀬は「たかが部活だったのが本気になる。何かに打ち込む姿が皆さんの心に響くように頑張って演じています」と意気込みを語った。
本作は8月21日から25日まで東京で上演され、9月14日には大阪公演も行われる。