細胞を擬人化して描いた斬新かつユニークな設定が話題を呼んだ漫画『はたらく細胞』が映画化。12月13日に公開される。このほど、山本耕史、仲里依紗、松本若菜、マイカ・ピュの出演が発表された。 すでに、赤血球役の永野芽郁、白血球役の佐藤健、人間世界の❝健康優良な女子高生の娘・漆崎日胡役の芦田愛菜、不摂生にもほどがある父・漆崎茂役の阿部サダヲらの出演が発表されている。 今回、第3弾の追加キャストとして、細菌やウイルス感染細胞などの異物を破壊する武闘派“キラーT細胞”に山本耕史、全身をパトロールし、敵を見つけ次第攻撃する孤高の殺し屋“NK細胞”に仲里依紗、優しい笑顔の裏にさまざまな顔を持つ幼い赤血球のお世話係“マクロファージ”に松本若菜、血管が損傷した際に集合し、傷口をふさいで止血する“血小板”にマイカ・ピュが明らかに。「私が赤血球をやるの?」永野芽郁、実写化映画オファーにどういうことか理解できず | RBB TODAY映画『はたらく細胞』(2024年12月公開)の製作発表会が11日、都内にて開催され、W主演の永野芽郁と佐藤健、武内英樹監督が出席した。 https://www.rbbtoday.com/article/2024/06/11/220834.html続きを読む » 山本は今回の決定に「キラーT細胞を演じているというより、一人の戦士を演じているつもりでいますが、関係性が面白いですよね。NK細胞は単体で動き回る。キラーT細胞は指令が出ないと出動できない。白血球、赤血球はこういう働きをしているとか・・・血小板しかり、それぞれの役割があるから面白い」とコメント。「今回の役は体を鍛える感じのキャラクターで、僕も鍛えるのが好きなので、ありがたいなと思いました。白血球役のオファーが来ていたらもっと細くしなきゃいけないじゃないですか。だからキラーT細胞で納得しました」と語っている。 仲は、「初めての『細胞役』をどう演じていけるのか、という未知にとてもワクワクしていました。今作は体の中で起こっている細胞同士の反応をアクションとして表現しているのですが、ここまで激しいアクションシーンに参加することも、私の体史上、初めての経験でした。次々と襲いかかってくる筋肉痛に体も悲鳴をあげていましたが、『私の中の細胞も頑張っているんだ!』と私と私の細胞を励ましながら撮影に臨みました(笑)」とコメント。 松本は「マクロファージさんは見た目はとても柔らかいですが、闘うとなったらパっと切り替える。頼もしい部分もあれば、優しい部分もあるし、クールな一面もあり、とても魅力的だと思いました」としたほか、マイカは「血小板役を演じる事ができてとても嬉しかったです。役の募集の前から、『はたらく細胞』の漫画を読んでいて、スピンオフ作品の『はたらく血小板ちゃん』も大好きでした。明るくてみんなのまとめ役なところを演じるのが楽しかったですし、いろんなウイルスのことがわかって勉強になりました。撮影の待ち時間はみんなで遊んだりしてチームワークを大切にしました。是非映画館で楽しんでいただきたいです」と呼びかけた。