韓国ドラマ『捜査班長1958』「あらすじ」・「キャスト」・「見どころ」まとめ | RBB TODAY
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韓国ドラマ『捜査班長1958』「あらすじ」・「キャスト」・「見どころ」まとめ

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韓国ドラマ『捜査班長1958』「あらすじ」・「キャスト」・「見どころ」まとめ
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イ・ジェフンとイ・ドンフィが出演する『捜査班長1958』が、ディズニープラス スターで4月19日(金)から独占配信スタートした。

本作は、1971年から1989年に韓国で放送されてヒットしたドラマ『捜査班長』の主人公、パク・ヨンハンの若かりし頃を描いていく。いわば『捜査班長』の前日譚というわけだ。

パク・ヨンハンを演じるのは、日本でもリメイクされたドラマ『シグナル』で、過去の世界と無線機で繋がり、事件を解決していく警察のプロファイラーを好演したイ・ジェフン。伝説の刑事がどのように成長していったのか、期待が高まる。

そしてパク・ヨンハンの良き相棒、キム・サンスンを演じるのが『カジノ』で鋭い目つきが印象的だったイ・ドンフィ。警察の狂犬と言われる刑事を熱演する。

監督を務めるのは、『コンフィデンシャル/共助』『王宮の夜鬼』のキム・ソンフン、脚本は、新人のキム・ヨンシンが担当する。現在、全10話中第4話まで配信されているが、ここまでのあらすじと見どころについて紹介しよう。

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■筆者プロフィール
咲田真菜
舞台・映画・韓国ドラマの執筆を手掛けるフリーライター。映画『コーラスライン』でミュージカルに魅了され、あらゆる舞台を鑑賞。『冬のソナタ』で韓国ドラマにハマって以来見続け、その流れで韓国映画、韓国ミュージカルにも注目するようになる。好きなジャンルはラブコメ、ファンタジー、法廷もの。ドロドロした愛憎劇は苦手。好きな俳優はイ・ビョンホン、イ・ジョンジェ、ヒョンビン、キム・ドンウク、チャン・ギヨン。いつか字幕なしで鑑賞したいと韓国語を勉強中。


(以下、物語の内容にふれるネタバレあり)


あらすじ:



1958年、京畿道の黄泉市からソウル・鐘南署の捜査1班に赴任してきたパク・ヨンハン(イ・ジェフン)は、牛泥棒の検挙率No1を誇る正義感あふれる刑事だ。ソウルでも悪を次々に摘発しようと意気込んでいたが、鐘南署長をはじめとして刑事のほとんどが暴力団の言いなりになっている現状に驚く。ヨンハンの直属の上司となった捜査1班のユン班長(チェ・ドクムン)は諦め気味だが、腐敗した署内を変えていくために、ヨンハンは志を同じくする仲間、キム・サンスン(イ・ドンフィ)、チョ・ギョンファン(チェ・ウソン)、ソ・ホジョン(ユン・ヒョンス)を捜査1班の仲間にし、悪に挑んでいく。


登場人物&キャスト



パク・ヨンハン(イ・ジェフン)
イ・ジェフン


京畿道の黄泉市(ファンチョンシ)出身の熱血刑事。黄泉市では、牛の窃盗犯の検挙率NO1を誇った。ソウル・鐘南署に転勤となり期待に胸を高鳴らせていたが、暴力団と癒着する体制に唖然とする。しかしめげずに鐘南署・捜査1班に仲間を集め、自分のやり方を貫き通そうと奮闘する。
イ・ジェフンは『シグナル』で若きプロファイラー、『模範タクシー』では、仲間とともに復讐計画を企てる特殊部隊の元将校を演じた。演じる役によって、全く違う魅力を醸し出すことができる俳優の一人だ。

キム・サンスン(イ・ドンフィ)
イ・ドンフィ


鐘南署のはみだし者で、激怒したら相手の耳に噛みつくため「狂犬」と呼ばれている。ヨンハン同様に正義感が強く、暴力団に忖度する鐘南署長をはじめとした刑事たちが許せない。ヨンハンに誘われ、捜査1班で仕事をするようになる。
イ・ドンフィは『カジノ』で、気が弱くお金にだらしないジョンパルを演じ、憎めないキャラクターとして親しまれた。

チョ・ギョンファン(チェ・ウソン)
チェ・ウソン


大柄な体格で力持ち。暴力団が束になってかかっても投げ飛ばしてしまう怪力の持ち主。米屋として働いていたが、その様子を見ていたヨンハンにスカウトされ、捜査1班の刑事になる。若いが礼儀正しい人物。
チェ・ウソンは『九尾の狐とキケンな同居』で、イ・ヘリが演じたダムの弟で、料理上手で優秀なアーチェリー選手、ダンを好演した。

ソ・ホジョン(ユン・ヒョンス)
ユン・ヒョンス


ハンジュ大学出身のエリート。両親に反対されながらも警察官に憧れ、特別採用枠で刑事になる。着任初日にとんでもない失敗をして、雑用係をさせられているのを見かねたヨンハンが捜査1班にスカウトする。
ユン・ヒョンスは、チャ・ウヌ主演の『ワンダフルデイズ』で、チャ・ウヌが演じるチン・ソウォンの甥っこ役を演じた。

イ・ヘジュ(ソ・ウンス)
ソ・ウンス


書店を営む女性。ヨンハンが暴力団に追われているところをかくまったことで知り合いになり、ヨンハンと親しくなる。銀行強盗の人質になっても巧みな演技で乗り切る度胸のある女性。
ソ・ウンスは、チン・グ主演のリーガルコメディー『リーガル・ハイ』で、正義感の強い新人弁護士を熱演し、注目された。

ユ・デチョン(チェ・ドクムン)
鐘南署・捜査1班の班長。鐘南署に睨まれながらも正義を貫く人物。ヨンハンが集めた仲間を取りまとめるベテラン刑事。
チェ・ドクムンは、数々のドラマや映画に出演する名脇役として活躍中。


見どころ


おどけた仕草をするヨンハン(左)とサンスン(右)



1.伝説の刑事を熱演するイ・ジェフン



国民的ドラマといわれている『捜査班長』で登場した、伝説の刑事パク・ヨンハンの若かりし頃を演じるイ・ジェフン。第1話の冒頭では、『捜査班長』でパク・ヨンハンを演じたチェ・ブラムが登場した。オリジナル作品を知っている人は、さぞかし喜んだろう。しかもヨンハンの孫としてイ・ジェフンが2役で登場したのも粋なはからいだ。自分と同じように刑事となった孫を訪ねる年老いたヨンハンを見ていると、彼がどんな人生を歩んできたのか、自然に興味がわいてくる。

1958年に時代が遡ると、牛泥棒を捕まえるため若かりし頃のヨンハンが、路上生活者に変装して格闘するシーンが登場した。

牛泥棒と格闘するヨンハン


それにしても牛泥棒とは、時代を感じさせる設定だが、物語の舞台となる1958年は朝鮮戦争が休戦してから5年後の韓国。この時代の韓国は、通貨の乱発でインフレが進み、最貧国に落ち込んでいた(参考:一冊でわかる韓国史 河出書房新社)。貧しい人たちが多く、ホームレスもたくさんいた時代のようだ。

ヨンハンが時々悪夢にうなされるシーンが出てくるが、学徒兵として戦っていた際のトラウマのように見受けられる。彼に何があったのか、のちのち明らかになると思うが、ヨンハンはつらい過去を背負いながらも、刑事として弱者を救うために奔走する。

弱者に対してはとことん優しいヨンハンだが、暴力団のような悪者には手加減しない。捕まえるためには手段を選ばず蛇を大量に放ったり、犯人の頭に容赦なく拳銃を突き付けたり、迫力あるシーンが続く。

悪には容赦しないヨンハン


イ・ジェフンが演じるヨンハンは、無鉄砲なところがあるものの、すでに伝説の刑事の片鱗を見せている。その一つが後輩たちを引っ張るリーダーシップで、その姿は理想の上司そのものなのだ。

ヨンハンの誘いで捜査1班に集まったキム・サンスン(イ・ドンフィ)、チョ・ギョンファン(チェ・ウソン)、ソ・ホジョン(ユン・ヒョンス)は、ヨンハンを「兄貴」と呼び、全幅の信頼を寄せている。

サンスンは、まわりと上手くやっていけない不器用なところがあるものの、心優しい人物。ギョンファンは、恵まれた体格を生かして、どんな相手にもひるむことなく戦いを挑んでいく。ホジョンは優秀な頭脳を持ち語学が堪能。そして3人に共通しているのは、悪を絶対に許さない正義感に満ち溢れているところだ。

1班に集まった4人が初の仕事に向かう


ヨンハンは3人それぞれの長所を引き出そうとし「お前たちの居場所はここなんだ!」と伝えようとし、結束力を高めていく。鐘南署で仲間はずれの扱いをされている捜査1班が、次第に存在感を増していく様子は、スカッとして気分がいい。今後、捜査1班を邪魔もの扱いしてきた鐘南署長をはじめとする人物たちを、どのようにギャフンと言わせるか、ヨンハンの活躍に期待したい。


2. イ・ドンフィ、チェ・ウソン、ユン・ヒョンスそれぞれの見せ場に期待



3人とも個性が際立ち、物語を盛り上げる


捜査1班に集まったキム・サンスン(イ・ドンフィ)、チョ・ギョンファン(チェ・ウソン)、ソ・ホジョン(ユン・ヒョンス)がいい味を出している。サンスンは幼い頃に養護施設にいたこと、ホジョンは警察官になるのを父親が反対し勘当されたなど、バックグラウンドが少しずつ分かってきた。3人とも真っすぐで仕事熱心、ヨンハンを心から慕っているところがいい。

今後、3人それぞれにスポットを当てた物語が展開していくのではないかと期待している。サンスンは幼い頃に養護施設で育った生い立ちが明らかになっているが、飲み屋で野良犬のスンナムを抱えて「分かり合えるのはお前だけだ」と抱き締め、月に向かって「スンナムが人間になれますように!」と祈るかわいらしい面をみせている。

ギョンファンは、刑事になる前に働いていた米屋の前にある青果店の娘に片思いをしているようで、彼女に対しては暴力団と対峙しているときとは全く違う甘い表情を見せる。

エリートのホジョンは、いかにも育ちの良いおぼっちゃん風だが、徹夜続きで調べ物をしたあとのボロボロぶりや、出張先でひどい船酔いに合いヨレヨレになった姿を見せたときのギャップが面白い。

3人それぞれ個性的で魅力のあるキャラクターに仕上がっているので、今後ますます物語を盛り上げてくれるだろう。


3.イ・ジェフン&ソ・ウンスの恋の行方は?



ヨンハンとの映画の約束をすっぽかされるヘジュ


本作は泥臭い刑事ものだが、ヨンハンの恋物語もしっかり描いている。暴力団に追われて逃げ込んだ書店にいた女性、イ・ヘジュ(ソ・ウンス)に恋をする。このヘジュという女性がなかなか魅力的だ。実はホジョンがハンジュ大学に在学していた頃、ヘジュの本屋の常連客でヘジュに片思いをしていたぐらいだ。

彼女は見るからに聡明なのだが、芯が強く度胸もある。ある日、連続強盗犯によって襲撃された銀行にヘジュが居合わせ、人質になってしまう。しかしその際、犯人グルーブに紛れ込んでいたヨンハンにすぐ気付き、冷静な対応をとる。しかも途中で犯人グループを混乱させようと、気が狂った演技をしてみせるところはなかなかのものだ。

正義感が強く誠実なヨンハンにヘジュも次第に惹かれていく。映画をすっぽかされても「刑事の恋人になるということは、待ちぼうけをくらうこと」を覚悟の上でヨンハンの気持ちを受け入れた。どうやら将来ヨンハンの妻になるようだが、2人がどのように愛を育んでいくのかも見どころの一つとなりそうだ。

『捜査班長1958』
ディズニープラス スターで独占配信中
© 2024MBC. All Rights reserved.
(全10話/毎週金・土曜日1話ずつ配信)

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《咲田真菜》
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