昨年は、映画『ベイビーわるきゅーれ2ベイビー』、ドラマ『わたしの一番最悪なともだち』(NHK)に出演するなど、俳優として活躍する高石のファースト写真集。撮影は台湾の台南・高雄エリアにて行い、ナチュラルで可愛らしいカットはもちろん、夕景をバックに白いワンピース姿で海の中に入っていくなど、幻想的なカットにも挑戦している。
今回、彼女にとって初の海外だったという。3泊4日の台湾で体験することはどれもが新鮮だったようで、人の優しさにも触れて感動したと回顧。「初めて(の海外)が台湾で良かったですし、ファースト写真集で海外に行ける“ありがたさ”みたいなものはすごく感じました」と振り返った。
そんな本作の出来栄えについて高石は「関わってくださった方たちのおかげで、“本当にすごい一冊ができたな”と思っております。『幻』がテーマなんですけど、いろんな表情を引き出してもらって、今までにないファースト写真集になりました」と満足気に述べた。
お気に入りのカットは、海辺で泥だらけになっている一枚。選んだ理由について問われると「ラストカットのシーンだったんですけど、ものすごく過酷でした。波にのまれながらも、カメラのレンズは捉えたまま目を離さず必死でしたね。泥まみれで、変に構えていない、決めようとしてない、作ろうとしていない……。“その一瞬”が撮れた幻のような写真なのではないかと思います。なので、すごく好きです」と明かしていた。