19日放送の連続テレビ小説『らんまん』第35話では、万太郎(神木隆之介)と寿恵子(浜辺美波)の距離がさらに縮まった。
牡丹の花を描いて、寿恵子の「白梅堂」へと向かう万太郎。その絵を手渡された寿恵子は「目の前で咲いてるみたい。牡丹がどんな花かよく分かります」と感激する。
さらに「牡丹を授けられた者は、見知らぬ旅に出るんです。…例え話です」と笑う。「誘ってもらったことがあって。私でいいならやってみたい。見たことのない世界に飛び込んでみたい」と告げる。その脳裏には、叔母・みえ(宮澤エマ)から誘われた鹿鳴館のダンスのことが浮かんでいた。
万太郎は、「寿恵子さんの旅が何かは知りませんけんど、たとえどんなことでも、やってみたいことはやるべきです」と勧め、「わしは応援しますき」と寄り添う。寿恵子からの「ほんとに?」という問いに、万太郎は力強く「はい」と答えるのだった。