俳優の小泉孝太郎が、15日放送の『ボクらの時代』(フジテレビ系)に出演。俳優を目指したきっかけを語った。
今回は、反町隆史、小泉孝太郎、高橋克実が番組に出演。ドラマ『スタンドUPスタート』で共演する3人でトークを展開した。俳優デビューは22歳の時だったという孝太郎。役者という仕事に昔から興味があって芸能界に入ったが、当時は父・小泉純一郎が総理大臣として「バリバリ現役だった」という。純一郎氏は、2001年4月から2006年9月までの約5年半、総理大臣を務めている。
長男である孝太郎が俳優の道に進むことについて、親は特に反対しなかったといい、「政治家になれ」とは一度も言われなかったという。孝太郎が俳優を目指したきっかけは、総理大臣の仕事を間近で見たことだった。「今思うとなんですけど、うちの父は、現実の、”超リアル”を扱ってる仕事じゃないですか。それを見て育ってきたので、何か正反対のものに恋い焦がれるようなものはありましたね」。小さな頃から、画面の中で演技をする役者たちが生き生きして見ていたといい、芸能界の空想的、非現実的なところに惹かれたという。
「(俳優の)オーディションは受けていましたけど、結果、父親が総理大臣っていうので、僕は親の七光りで芸能界入りましたけれど」と少し自虐をまじえながらも、「本当に入ってよかったなと。この世界には夢とかワクワクドキドキがある。毎回刺激があるんですよ」と笑顔で語っていた。