歌手の鈴木雅之が29日、都内・NHKホールにて「第73回NHK紅白歌合戦」のリハーサル&音合わせを行い、報道陣の前に登場した。 3年連続、5回目の出場となる鈴木は「違う、そうじゃない」の曲目を歌唱予定。 鈴木は、1994年の発売当時から歌い続けてきた同楽曲について、「『違う、そうじゃない』と言い切りながらも、何か前に向かっていくメッセージになっているので、今新たに届けるという意味では、自分にとって大切な楽曲になっています」とコメント。「今年の歌い納めという意味も込めて、精いっぱいラブソングを届けたいと思っています」と意欲を語った。 鈴木のリハーサルの様子の映像は、報道陣の前でも非公開となった。「どんなパフォーマンスになりそうかヒントを…」と求められると、「今回の『違う、そうじゃない』は、YouTubeや映像配信なんかでも、いろんな世代の方に指示していただいて、それを今回届けるということなので。僕のツアーもバンドメンバーたちの全員呼んで、一緒にライブ感を持った形で届けるという意味では、とても楽しみにしています」とステージの様子を明かした。 今回のテーマとなる「LOVE&PEACE」については、「(自分に)ぴったりですよね。タイトルの通り、愛と平和ですよね。ラブソングっていうのは人と人とをつなげるラブソングマジックがあると思うんですね。僕はラブソングを届けるボーカリストという肩書きにとても誇りをもってステージに立たせていただいていますから、『LOVE&PEACE』というタイトルは、僕にとっては大切なメッセージです」と思いを言葉にした。
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