5日放送の連続テレビ小説『ちむどんどん』第106話では、店の経営がたちいかない暢子(黒島結菜)に、二ツ橋(高嶋政伸)が自身の失敗から得た“金言”を授けた。
開店から2ヵ月。暢子の経営する沖縄料理店「ちむどんどん」の売り上げは落ち込む一方。それにつれて智(前田公輝)と矢作(井之脇海)、そして暢子の仲はますます険悪なものに。
智が「暢子は毎日、一生懸命…」とかばおうとすると、矢作は「一生懸命は誰でもできる。客商売は結果が全てだろ」と反論し、暢子に「早めに閉店した方が傷は浅くて済むんじゃねえか?」と突き付ける。暢子は「何があってもこのお店は閉めません!」と返すが、矢作は「結果が出せなきゃ潰れちゃうの!」と正論をぶつける。
そんな時、二ツ橋がやってきて、かつて自身が開いたレストランを潰してしまった過去を告白。「私なりに地獄を見ました」という二ツ橋は、暢子に「うまくいかない時に目をつぶって耳を塞いで、ただひたすら頑張るのは私は反対です。しゃにむに突き進むより失敗を認めてやり直す方が、勇気が必要で難しいことです。私はそれができませんでした」と、学んだ教訓を告げる。
そして、「うまくいかない時はたとえ悔しくても悲しくてもやめてもいいんです。一度止まって休んでもいいんです。あなたは飲食店で成功するために生きているわけではありません。 幸せになるために生きてるんです」と語る。暢子はその言葉を、二ツ橋を真っすぐ見つめながら黙って聞いていた。
客足が遠のいてしまった沖縄料理ちむどんどん。
— 連続テレビ小説「ちむどんどん」 (@asadora_nhk) September 5, 2022
打開策がないか、二ツ橋に相談することに。
「うまくいかないときは、たとえ悔しくても悲しくても、やめていいんです」#ちむどんどん #朝ドラ#黒島結菜 #宮沢氷魚#髙嶋政伸 pic.twitter.com/GUkoGynJ7t