18日放送の連続テレビ小説『ちむどんどん』第94話では、暢子(黒島結菜)がついに「フォンターナ」から独立した。
暢子は自分の店の開店に向けて貯めていた資金すべてを、賢秀(竜星涼)を騙してビジネスに参加させていた黒岩(木村了)たちに渡してしまう。結局、その資金は手元に返ってこないことが判明。暢子は「うちは大丈夫です。ニーニーが無事だったから、いいんです。お店はまたいつか…」と夢を諦める。
この後、暢子はそのことを良子(川口春奈)と博夫(山田裕貴)に電話して報告。すると博夫から「暢子ちゃん、お金を送るね。海外旅行に行こうと思って貯金してたから。暢子ちゃんの開店資金にして」と思いがけない言葉が。
さらに良子も「ニーニーを助けるためなら200万使おうって。博夫さんと話してそう決めたわけ」と、200万円を暢子に送ることを明かす。暢子は、その優しさに「ありがとう……」と感激する。
良子と博夫からの援助を受け、暢子は予定どおり開業に向けて準備を進めることができた。そしてフォンターナ出勤最後の夜。暢子は房子(原田美枝子)らスタッフに向けて「本日をもってうちはこのフォンターナを卒業させてもらいます。 ここで7年間たくさんのお客様の笑顔を見ることができました。うちの人生の宝物です。皆さん、本当にありがとうございました」と感謝。
スタッフから盛大な拍手とともに「お疲れさま!」「頑張れよ!」と声をかけられる暢子。さらにこの後、二ツ橋(高嶋政伸)が振る舞ったナポリタンを房子と美味しそうに食べるのだった。