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女優・小芝風花が2023年秋公開の映画『Lady Kaga レディ・カガ』で主演を務めることが決定。18日に石川県加賀市内で行われた制作発表会見で発表された。
同作のモチーフは石川県・加賀温泉郷に実在するPRチーム「LADY KAGA」(レディー・カガ)。加賀温泉郷を舞台に、温泉旅館の女将たちが、コロナ禍から立ち上がる姿を描く。
小芝が演じる主人公・樋口由香は加賀温泉にある老舗旅館の一人娘で小学校の時に見たタップダンスに魅了され、タップダンサーになる夢を抱いて上京する役どころ。しかし、女将でもある母親が危篤になり、故郷へと帰ることに。タップダンスに未練を残しながらも、女将修行に励む中、『よさこいソーラン』を目にし、ダンスへの情熱が再燃。そして、ふとしたことで、タップを踊る由香の姿を見た観光プランナーにより、女将たちによるタップダンスショー『レディ・カガ』が結成されるというストーリーだ。
石川を訪れるのは初めてという小芝は食事や温泉を楽しみにしていたとし「現地に来てあらためて身が引き締まりました。作品を通して加賀温泉郷、石川県を盛り上げられるように頑張りたい」と意気込み。また、初挑戦となるタップダンスについては「今は家も含めて週3日、1時間半から2時間ほど練習しています。タップに必死で、他のことを考える余裕がないくらい。以前からタップダンスには興味があって、かっこいい! と思っていましたが、タップにはたくさんの技があって、ジャックナイフなど、本当に難しくて、練習あるのみですね。ハードルが高いです。劇中で、私が教えるシーンもあるので、他の方々より上手くならないと」とコメント。「この作品で注目していただきたいところは、やはりみんなで踊るタップシーンです。キャストがずらっと並んで踊るシーンは、奏でる音、ステップをぜひみて頂きたい」と語った。
映画『Lady Kaga レディ・カガ』は5月末から加賀市、金沢市内などでクランクインを予定。