2016年のグループ結成から6年、「約束の卵」を歌い始めてから4年。東京ドーム公演は日向坂46の目標だった。ダブルアンコールで再びメンバーたちが登場した時、佐々木久美が語った言葉を紹介する。以下。いろんなことありましたし、やっぱり東京ドームって特別な場所で、すごい楽しみにしていたんですけど。でもやっぱりうまくいかないなっていうこともすごくあって。でも、そういう思いをしてるのが、自分だけじゃないっていうのが、すごい心を強くしてくれるというか。メンバーももちろん、おひさまのみなさんも同じ気持ちでこういう空間を作り続けてくれるっていうことを、この約束の地でコンサートをすることで、より感じました。日向坂としては3周年、3歳なんですけど、ひらがなけやきとして活動させていただき、最初はひとりだったメンバーが、私たちが入って増えて、また二期生が入って増えて、増えるだけじゃなくてメンバーの卒業も経験して。そしてまた新しいメンバーが入ってきて。最初のひらがなけやきの頃から大事にしていることは、まだ私たちの心の中にあって。成長した部分もあるし変わらない部分もあるなって思います。でも日向坂46になってより思うのは、おひさまの存在って偉大だなってことで。私たちがこんなに大きすぎる夢を持って、実現できるのも、おひさまのみなさんが味方でいてくれるからで。そういうことを経験するたびに、夢を持っていていいんだなって思いました。加入した頃は、みんなで「私たちなんか」って言いながら活動してきたんですけど、その頃の自分たちに言いたいですね。こんなに素敵なおひさまがいるよってことを(ここで拍手が起きる)。信じて進んで……(涙ぐみながら)ほんとにありがとうございます。でもまだまだ私たちは3年目で、これから、叶えたいことも行きたいところもいっぱいあるし、約束の彼の地と歌い始めたときはここがゴールかなって思ったけど、今日ここがまた新たな出発の場所となりました。ここからまた新しい場所を目指して、みなさんと一緒に夢をかなえていきたいなと思います。これからも日向坂46をよろしくお願いします。(メンバーの方を向いて)新しい仲間も増えるしね。今オーディション中なんです、私たち。4期生が入ってくるので。もっと増えてね、パワーアップして、これからも最高の景色を見ていきたいと思います!