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19日23時からは、『情熱大陸』(MBS・TBS系)が放送。今回は、「歌手/和田アキ子」篇。
今年10月、和田はデビューからまる53年を迎えた。現在、71歳。“芸能界のドン”などと呼ばれ、その奔放かつ毀誉褒貶の言動などから、なかば冗談なかば本気で、いろいろな人から恐れられてきた人でもある。しかし、歌手としてのパワーは健在。秋には、若手アーティスト・フレデリックとコラボレーションした楽曲「YONA YONA DANCE」が、TikTokで大ブレイクを果たし、それまで和田が歌手であることも知らなかった若者たちが、改めて「歌手・和田アキ子」の存在に喝采を送っている。
現在の和田は、右眼の視力をほとんど失うなど、満身創痍。それでも、年に一度、ジャズの聖地といわれる“ブルーノート東京”でのライブには全力を傾ける。和田がリハーサルで見せた真摯な横顔…。初めて挑戦するというビートルズ・メドレーに向けて、英語の発音に苦しみ、何度も確認しながらもひたすら練習を繰り返す姿を追う。また、和田は、そのイメージと裏腹にとても気が弱く、特に歌を披露する前は凄まじい緊張感にとらわれるという。ライブを目前にして、喉に突然痛みが...番組ではそんな和田のデビュー54年目の冬を見つめる。