フリーアナウンサーの神田愛花が4日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)に出演し、NHK時代に局内で受けた屈辱的な体験を明かした。 番組では、フジテレビの久代萌美元アナが7月1日付でアナウンサー職から離れ、系列局との調整業務を行うネットワーク局に異動になったことが話題に。 ダウンタウンの松本人志が久代元アナの異動を残念がったのに対し、神田は「私は逆にちょっとうらやましく感じた」と語った。 続けて神田は、NHK時代にアナウンス室の室長との面談で将来の目標を聞かれ、「NHKの会長になりたい」と答えたことを明かした。これを聞いたスタジオの共演者たちが苦笑すると、「そしたら今みたいな失笑だったんです、上司が。それにすごく違和感を感じた」とした上、「せっかく入った組織の中で最上級の出世を目指して何がおかしいんだろうと思ったし、アナウンサー以外の仕事はやれないと思われているんだという悲しさがあった」と振り返った。 その上で神田は久代元アナに対し、「せっかくフジテレビという大きな組織に入ったので、アナウンサーだけやっていたら組織内で出世しませんから、その切符をつかんだと思って頑張って欲しい」とエールを送った。