2022年大河ドラマ『鎌倉殿の13人』が本日9日から収録を開始。主人公・北条義時役を演じる小栗旬のコメントと、収録現場での写真が公開となった。
同作は平安時代後期から鎌倉時代を舞台に、新都鎌倉で繰り広げられる権力を巡る男と女たちの駆け引きを、パワーゲームの勝利者となる北条義時(小栗)を主人公に描く物語。
9日の撮影では義時(小栗)が、京での任務を終え北条の郷に帰った父・時政(坂東彌十郎)とともに、三浦義澄(佐藤B作)・義村(山本耕史)のあいさつを受けるなど、若き義時のシーンの収録が行われた。
クランクインに小栗は、「前日までは『とうとう始まってしまうな』とか『始まったら後戻りできないな』という思いがありましたが、いざ現場に来てみたらすんなりと始まれたな、というのが正直なところです」と思いを明かした。
自身が演じる義時については、最初は目立つキャラクターではないと言い、「主役だからと気負うことなく“なんとなく”現場にいるという感じを大事にしています。徐々に浸透していって、あるときから義時が舵を切る瞬間にやっと『あ、この人が主役だったんだ』となれればと思っています」とコメント。最後は「『源氏とか平家とか、そういう人たちに気を遣いながら生きていきたくないんだ』という世の中を目指す義時の気持ちを、ブレずに持って演じていきます。大河ドラマでもなければ、これほどのキャスティングの中に入れることもないですし、次から次へと”つわもの”が現れてきますので、それを僕自身も楽しみたいと思います」と話した。