
小雨が降る中、アニメ映画『アナと雪の女王』日本語版主題歌『Let It Go~ありのままで~』の披露と君が代を独唱し、スタジアムに美声を響かせた。
セレモニー終了後の囲み取材で、感想を求められると「興奮しました。自分の地元(神奈川県横浜市育ちの)でもあるので、ファンの皆さんと一緒に応援できて、すごく嬉しいし、直前で雨が降ってきちゃって“どうしよう”と思っていたんですけど、『アナ雪』の曲なので、演出だと思って楽しく歌わせていただきました」と回顧。「今日は『雨と雪の女王』になっちゃいましたね」と声をかけられると「それ使ってください」と返して笑わせた。


地元ということはもちろん、父親が『大洋ホエールズ(現・横浜DeNA)』の外国人選手の代理人だったという情報から「ゆかりがあるのでは?」と訊ねられた際には「それ違うんです。Wikipediaに載っている情報だと思うんですけど、同じ名前の会社に勤めていただけで、なぜかそうなっちゃった」と笑顔で間違いを訂正した。

コロナ禍はステイホームを守っていたため、こうしたスタジアムに来るのは「楽しいし、この空間を楽しみたい」とMay J.。「今日は(来場した)みなさんが声を出せなかった。いつか、こういう広いところで、みんなで一緒に叫んで、盛り上がれるようなライブができればいいですね」と願望を吐露した。
コロナということもあって、音楽業界も苦境に立たされている。May J.は「(思うところは)いっぱいありますよ。緊急事態宣言の中で、予定していたライブもたくさんあって、日々条件が変わってくるので、“ライブが開催できるのかな?”って毎日ニュースをチェックしていました。今までそんな心配していなかったので、まず無事に開催できるのがひとつの目標。今のところ今週末、来週のライブができそうな感じがあるので、良かったなと。皆さんの安全を守りながらも観られる状況を、一緒に作っていけたらいいですよね」と語っていた。