AKB48の柏木由紀が19日、都内で「柏木由紀 重大発表記者会」を開催。7年5ヵ月ぶりとなるソロシングル「CAN YOU WALK WITH ME??」をリリースすることを発表した。
柏木はAKB48のメンバーとして活躍しながら、2013年にソロデビュー。今回のシングルはAKB48も所属するキングレコードへの移籍してのリリースとなり、同時に今作はBiSH、豆柴の大群、BiS、EMPiREなどの女性アイドルグループを手掛けるWACK代表取締役の渡辺淳之介氏がプロデュースを担当する。昨年5月に放送となった柏木と渡辺氏のラジオでの対談でプロデュースの話があがったものの、当人同士も“話ネタ”だと半信半疑ではあったのだが、対談から1年を待たずに今回のプロデュースが実現した。
そして、会見には渡辺氏のプロデュースチームの仲間だというクロちゃん(安田大サーカス)がサプライズで登場。クロちゃんはWACKに所属する豆柴の大群のデビュー時にプロデューサーを担当し、現在はアドバイザーとしてグループに携わっており、渡辺氏とは盟友の間柄。
クロちゃんのサプライズ登場に柏木は「呼んでない!(笑)」と絶叫し苦笑い。渡辺氏が「この先も我々に柏木さんをお任せいただけるということは、もしかしたらクロちゃんのプロデュースも……」と匂わせると、「えーーーー!!」と悲鳴を上げ、クロちゃんは「喜びの悲鳴をありがとうございます!」とどこまでもポジティブだった。
長年アイドルとして活躍する柏木をクロちゃんは「化石アイドル」と表現するが、その一方で「これだけ長く続けることはやっぱり難しいことだし、本当に色々な人たちが一生アイドルと言いながらも辞めていってしまう中で、ずっといてくれる存在。大人になっていてもAKB48に入ったばかりの頃の末っ子的なところが残っているのも不思議だし、長く続けて魅せれるのはゆきりんかなと思います。これからも新しい道を切り開いて行って欲しい」とエールの言葉も送った。
渡辺氏は「なによりも一番心配しているのが、“前の方が良かった”と言われることなので、とにかく結果をしっかり出せるように頑張りたいと思っております。これからよろしくお願いいたします」と意気込み。柏木は「7年5ヵ月ぶりにソロシングルを出せるということで本当に嬉しく思っています。そして、今回は渡辺淳之介さんプロデュースということで、AKB48のファンの方にも、柏木由紀のファンの方にも、またWACKを応援している方、それ以外の方にも本当にたくさんの方々に届けたい楽曲となっています。こんな時期ではありますが、自分にできることとして、この曲聞いたり、いろいろな姿を見てくれた誰かの支えになれたり、元気になってもらえたりと、そんなものをこれからも届けていければと思っています。今後、作品の詳細なども順次発表されていくので、そちらも楽しみにしてください!」とコメントしている。
ニューシングル「CAN YOU WALK WITH ME??」は3月3日リリース。