女優の水沢アキが5日、都内にて、写真集「AKI MIZUSAWA 1975-2020」(小学館)出版記念イベントを開催。写真家の篠山紀信と共に囲み取材を行った。 水沢はアイドルだった1975年、グアムで撮影された篠山紀信作「激写」に登場するやいなや人気が沸騰し、NHK「連想ゲーム」、NTV「太陽にほえろ!」など数々のTV番組に出演。「AKI MIZUSAWA 1975-2020」には篠山氏が45年間、撮り続けた水沢の姿が収められている。 水沢は、1年前に忘年会に参加した際、行われたアトラクションの賞品が宮沢りえと菅野美穂のヘアヌード写真集だったエピソードを告げ、「何で私の写真集がないの?」、「今の若いスタッフは私が写真集を出していることを知らないんだ!」と思ったことを振り返った。「今年、(ヌードを)撮ったら45年になるから、やっちゃおうかなと。発案者は私です!」と出版に至った経緯を説明。 「45年撮っているのは水沢さんだけ」と明かした篠山氏は、思い出に残っている写真を尋ねられると、「一番初めにグアム島で撮ったこの写真です」と、濡れたTシャツごしにヌードが透けて見える1枚を紹介。水沢は「初めてグラビアを撮って、これだけの写真が残っているってすごくないですか!」、「当時、アイドルがヌード禁止だった時代に、Tシャツが透けると。これだけでも衝撃ですよね」と声を弾ませた。 写真集に収められている最新の写真は、今年の4月1日に桜をバックに写された65歳のときのヌード。「超恥ずかしかったのですけど、若い頃にいっぱい、いいものがあるので、多少、体がおばあさんになっても、記念だからという気持ちで。でも、(篠山)先生だから、安心して挑みました」と撮影の際の心境を明かした。