会場には、主演の森崎ウィン、共演のemma、そして英勉監督が出席。全身グリーンのドレス姿で登壇したemmaは、本格的な演技初挑戦となるが、今作について「演技経験が少ない中で、妖怪人間という役柄に驚きを隠せなかったです」と特殊キャラでの起用に驚きつつ、「口数の多い子ではないので、そこは今までやってきたモデルとしての立ち姿や歩き方が活かされました」と語った。
映画のキャッチコピー『全員病んで、全員狂ってく』にちなんで「狂ってしまいそうに落ち込んだ」ことを聞かれた森崎は「髭を整えるのって難しいです」とポツリ。emmaから「知らんがなと言いそうになりました」とツッコまれつつも、「髭ってちょっとミスをすると、どんどん狭まっていく。もっとガッと生やして耳元から顎まで繋げたかったのに、自分でやるのが難しくて今のこの状態です」とあごにたくわえたひげの状況について告白。髭を伸ばしたのは「2週間くらい」といい「髭の伸び具合を見ると、時間とともに僕も生きていると感じる」と謎の悟りを開いる近況も明かしていた。
一方、emmaは「今週の日曜日に髪の毛を切りました。胸くらいあったけれど、気づかれない。ウィン君も気づいていない」と女心を訴え。森崎はすぐさま「なんか足りないと思った!ここだったのかぁ」と白々しく反応するも「15センチくらい切ったので、『切ったね!』と言われるのを楽しみにしていたけれど、言ってくれなくて」とemmaはショックがった。
最後に森崎は「別の話で盛り上がり過ぎて映画の深い話ができなかったですね」と反省しつつも、「観客の皆さんの前にこうしてリアルに立てていることに感動しています。ホラー映画ではありますが、スッキリするくらいにみんな狂っているので、心の底から笑ってもらえたら嬉しいです」と語っていた。