お笑いコンビ・NON STYLEの石田明が29日、東京・新国立劇場で行われた舞台「飛龍伝2020」の記者会見に、欅坂46キャプテンの菅井友香、俳優の味方良介と共に出席した。 劇作家・つかこうへいの隠れた名作にして、氏の没後10年という節目に上演される同作。愛と友情をテーマにした作品ゆえに、主人公を務める菅井とのラブシーンはあるのかと聞かれると石田は「そうですね。ちょっとしたシーンはあります」とニヤリ。 続けて、「(舞台の)後半、ほぼ記憶がないんですよね。もうしゃべりすぎて体力使い過ぎて、後半ほぼ死にながらしゃべってるんですよ」と言い、「なので、(菅井からの)“愛”をもらわないとこの後、立てないくらいなので、いつも生き返らせてもらっています」と語った。そんな石田について菅井は、「すごい汗で。石田さんの周りに池みたいに水溜りができるくらい熱演をされていて、それを見て心がすごく動かされます」と絶賛していた。 今作をはじめ、最近は俳優業にも精を出す石田。今後は俳優として活動していくつもりなのかと問われると、「いや、芸人はしたいんですけど、井上(裕介)との距離は取りたい(笑)」と述べ、「漫才は好きなので。漫才は好きなんですけど、葛藤ですよね。距離は取りたいけど漫才はしたいっていうね、悩んでいます」と冗談交じりに語っていた。 そして、「闇営業問題」で謹慎中だった雨上がり決死隊の宮迫博之が同日、YouTubeへの動画投稿をもって表舞台に復帰したことついて意見を求められると、「そうですね~……頑張ってください!」と宮迫のギャグ「宮迫です」のポーズでエール。直後、集まった報道陣に向かって「ここだけオンエアされたら、俺、終わりますよ。マジで勘弁してください。ここだけはマジでカットしてください。お願いします!」と本気で懇願していた。