同被告は8日、レバノンの首都ベイルートで逃亡後初めて記者会見を開き、約2時間半、日本の司法制度を批判。さらには自身を追放した日産関係者の実名を挙げるなど“演説”を繰り広げた。
彼の逃亡、さらには会見についてコメントを求められた志らくは、「この人が逮捕されたときは日産のクーデターに引っ掛かったのかなという同情の気持ちも多少あった」としながら、今回の件について「これは、いくらなんでもひどい」と苦言。
さらに「別に日本は独裁国家でもテロ国家でもない」とし、「そこから逃げて
法を犯したやつが、どうして日本の司法が悪いと言えるのか」と疑問を呈し、さらに音響機器のケースの中に入っての逃亡劇に「せこい逃げ方しやがって」と吐き捨てた。
また今回の逃亡は、偽証容疑で国際手配がかかっている妻キャロル・ゴーン容疑者が関与しているとされているが、ゴーン被告は会見で「妻に会いたかった」と説明している。
これについても志らくは、「奥さんに会いたいから逃げたって、これから日本で犯罪を犯した金持ちは、みんな金使って逃げりゃいいっていう悪い手本を見せつけちゃった」と怒りを隠さなかった。