同作は、新人男性客室乗務員たちの成長を描く青春物語。永瀬、北村、岐洲、小越は客室乗務員訓練生役を、黒島はパイロット候補生役を演じる。

黒島は会見にはパイロットの制服姿で登壇。「メンズ仕様といいますか、ジャケットもシャツも大きかったりするのですが、それを女性が着ることで出る可愛さみたいなものがあって、お気に入りなのです」と声を弾ませた。


パイロットについては、黒島は、「小さい頃にパイロットに憧れていたということがありまして、“女性だから男性だから”というイメージはなかったといいますか、小さい頃から普通に『私はパイロットになる!』という感じだったので」と“パイロットは男性がなるもの”というイメージを持っていないことを紹介。「小さい頃から憧れていた職業の役ができるということで、今回、とても楽しみにしていました」と明かした。
役柄のパイロット候補生・高山つばさが話題にあがると、黒島は、「頑張り過ぎちゃうから空回りしちゃって上手くいかないことがあるような役柄ではあったのですが」としたうえで、「男性CC(キャビン・クルー)が活躍しようとする姿だったり、(永瀬が演じる朝川)千空(ちから)から影響を受けて、女性だから男性だからということもなく、純粋に『パイロットになりたい』という気持ちを大事にしました。『どうして自分(=黒島自身)が(パイロットに)憧れたのだろう』などと思い出すきっかけを作ってくれました。私自身も成長していけました。“今は『女性だからこうでなくてはいけない』という時代でもなくなってきているのではないかな”ということは、このドラマを通して感じました」と言葉に。




そんな黒島は「役柄と似ているところ」について、「頑固なところかなと思います(笑)」とコメント。「『これ』と私が思ったことは『これ』と思ってしまいますし」といい、「頑固になったのは最近な気がして。周りの意見なども有難いなと思うのですが、でも、納得できないことなどもあったりして」とも。「でも、今回、つばさの役を演じてみて、自分にも(頑固はところが)あるなと気付きました。でも、つばさは千空が言ってくれたから変われたとかもあるのですが、……誰か言ってくれる人がいないかなと(笑)」と苦笑い。「最近、怒られることや叱られることもなくなってきて、……ちょっと、誰かに自分について言われて、気付きたいなというところはあります」と、“自分では気付けないことを周りの人から指摘されたい”という願望を明かしていた。