雨上がり決死隊・宮迫博之とロンドンブーツ1号2号・田村亮が20日に緊急記者会見を開催したことを受け、吉本興業の岡本昭彦社長が22日、都内にて記者会見を開催した。 質疑応答では、闇営業問題にとどまらず、吉本興業の契約形態や、安いのではと言われているギャラについての質問も飛んだ。 記者会見から、質疑応答の内容を抜粋してお伝えする。-行き違いで契約が解消されたり、またそれが撤回されたりするのは不安定では? 今後、契約のやり方を変えるつもりは?岡本社長:契約に関しては、タレントそれぞれの話の中で、どういう形を望むかということは、今まで通りにしてほしいと望むかもしれませんし、こうしてほしいと望むかもしれませんので、新たに取り組んでいこうと思っています。-ギャラについても言われていますが。岡本社長:ギャラに関してましては、色々と「安い」等と言われていますが、“会社が「9」でタレントが「1」”とかそういうことはまったくなく、ざっくりとした平均値で言っても、「5対5」から「6対4」。 もちろん人によります。個々個別はありますし、もちろん「安い」ということも事実ではありますが、ただそれは彼らの単価が低いというケースもあります。自社の劇場ではNSCを出たての子とかが料金500円のイベントなどに出て、色々な機材費などを含めて、確かに300円とかいうことも、その時代の子たちはあると思います。 ただ、それも、我々も含めて頑張って色々な仕事の機会や環境を作っていくことを目指していく中で、ちょっとでも彼らの夢の実現と、収入も含めて上げて行ければというふうには考えています。-契約を具体的にこういうふうに変えていきたいという考えが現時点であれば教えてください。岡本社長:個々のタレントさんの考えもありますので、色々と聞きながらやれればと思っています。