黒木華、高橋一生、中村倫也が15日、都内で行われたTBS放送の金曜ドラマ『凪のお暇』(なぎのおいとま)特別試写会・舞台挨拶に登場した。 同作は、空気を読みすぎて他人の目が気になる28歳のOL・凪が、勤めていた会社も彼氏もSNSも、ありとあらゆるものを捨てて人生をイチからやり直す“人生リセットストーリー”。 主人公の凪を演じた黒木は「凪をはじめとした登場人物が前を向いて進んでいく姿が、皆さんに元気を与えられるドラマになっています」と同作をアピール。 「凪と自分の共通点は?」と質問されると「もともと私、天パなんですよ。そういう細かいところとか…」と共通点を明かし、「日々の生活の中で、自分一人でかみしめている幸せは?」との問いには「おいしいご飯を食べてるときとか、いつもより長く寝られた時は幸せだなって思いますね」と笑顔を弾けさせた。 凪の元カレ・慎二を演じた高橋は「撮影現場での失敗談」を求められると、「凪の家で『だからナメられてんだよ』っていうセリフを言った時に、女性スタッフさん達が思いっきりサーッて引いてる音が聞こえました。僕は役でやってるんですけど…」とぼやいて、笑いを誘った。 同作が「初対面」という高橋の印象を聞かれた中村は、「兄貴ですよ。寡黙な方なのかなと思っていたら、ものすごくフランクで、いい場づくりをしてくれます」とコメント。 黒木の印象を聞かれた高橋は、「華さんはとても柔和で、現場の雰囲気がほわんと和らいでいていいですよ。すごく柔らかい」と笑顔で答えた。 同作にちなみ、「3人の中で一番空気を読まないのは誰?」と質問されると、三人は満場一致で中村を指さす結果に。高橋が「満場一致だと思います」と納得した様子で語ると、「現場でひたすらよく喋る」と自負する中村も「三票入りました。ありがとうございます」と満足げな様子で笑わせた。 また、宣伝大使を務めるIKKOが会場に乱入する一幕も。同作を見たというIKKOは「凪が周りの人によって変わっていく、その目の移り変わりが素晴らしい」と黒木の演技を絶賛すると、黒木は「ありがとうございます」と大喜び。 ラストは黒木ら会場が一体となってIKKOの持ちネタ「どんだけ~!」ならぬ「おいとま~!」と決め台詞も披露して、会場を盛り上げた。