アカデミー賞歌曲賞ほか4部門にノミネートされている同作は、ちょっと上から目線な魔法使いのメリー・ポピンズが、母を亡くしてピンチに陥ったバンクス一家のもとに舞い降りることで始まるエンタテインメント。
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浅田はこの日、メリー・ポピンズの姿で登場。映画を見て感動した浅田が、楽曲の選定から構成や振り付けまでを自ら考案し、さらに自身が氷上で滑って表現するオリジナル・パフォーマンス「魔法のエキシビション」の約3分間の特別映像もお披露目され、詰め掛けたファンから大歓声を浴びた。
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トークでは、映画の内容にちなんで、「もし、魔法が使えたら、どんな魔法をかけたい?」との質問が飛ぶ一幕があった。浅田は「私は本当に食べることが大好きなので」と語り始め、「『たくさん食べられる胃袋をあと2つくらいもらって、食べても太らない』という魔法を自分にかけたいです」とにっこり。「それで、たくさん食べてもスリムになっていられるような、そんな魔法を自分にかけたいなと思います」とも。MCから「色気ゼロ。もうちょっとそういうのがあってもいいのかなと」などと突っ込まれてしまったが、浅田は「そんなことは思いもしませんでした」とコメント。MCから「(色気のある話は)遠いですね(笑)」とイジられてしまい、浅田もイジリに乗る形で「遠いですね。いつになるのでしょうか」とポツリ。一連のやりとりが、会場を爆笑に包んだ。
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また、「毎日をカラフルにするために行っていることは?」と尋ねられると、浅田は、「スケートだけではなくて、色々なものを見たり、色々なことを感じたり、色々なことを経験することですかね。そうすると、私の気持ちもレインボーのようなカラーになります。スケートだけではなく、できるだけ、そういった活動もしていけたらいいなと思っています」と声を弾ませた。