池上彰が日本や世界の重要なニュースをわかりやすくスタジオ解説する同番組。番組では、1921年に昭和天皇が皇太子時代に初めてヨーロッパを訪問された様子を記録した貴重な映像を紹介。明治天皇と大正天皇については映像が残されていない中、これが歴代の天皇として初めて撮影された映像となる。そこには、スコットランドの貴族と一緒に釣りを楽しむご様子やパリのエッフェル塔で、設計士のエッフェル氏と並び笑顔を見せられる皇太子時代の昭和天皇のお姿が。さらに、この映像を公開した日本政府の意図にも池上が迫る。
そして、4月に退位される天皇陛下の貴重な映像も公開される。番組は、1949年にアメリカの映画会社が撮影したニュース映像の、元素材(=編集される前の映像)を入手。そこには、天皇陛下が弟の常陸宮さまと談笑されているご様子、そして、浜辺を歩かれているお2人が、もう一度同じように歩かれるなど、貴重な“撮り直し”映像も記録されていた。さらに、天皇陛下が地引き網を引っ張られるお姿に加え、カメラマンからの撮影開始の合図を待って網を引かれるご様子も。
『池上彰スペシャル! 世界が映した日本の100年』(フジテレビ系)は、1月18日よる7時57分から放送。