大みそかのNHK紅白歌合戦の音合わせが29日、東京・渋谷のNHKホールにて行われ、乃木坂46が囲み取材に応じた。 乃木坂46では、卒業を発表している西野七瀬にとって、今回が最後の紅白となる。 囲み取材の前に行われたフォトセッションでは、西野をはじめメンバーたちは大量のストロボの光を浴びた。西野は「(フォトセッションで)たくさん写真を撮っていただくのも、『あっ、最後なのだな』と思いながらやっていました。初めて出たときはガチガチだったのですが、今はみんなで『まぶしい!』とか言いながら出来て、(昔とは)変わっているなと」と振り返った。「1個、1個、最後なのだなと思いながら(やっています)」としみじみと言葉にした。 今回、乃木坂46は、紅白では、西野がセンターを務める「帰り道は遠回りしたくなる」を披露。西野は「すごくありがたいことです」と笑顔。「1年の締めくくりでもあるし、自分の卒業も重ねていて、すごく嬉しいことだなと思います。華やかな感じで終われたらなと思っています」と心境を言葉にした。 白石麻衣は、「みんなで、なぁちゃん(=西野)と最後に一緒に踊れる舞台なのかなと思うと、私たちからしたら悲しい面がたくさんあると思いますが」と感慨深げに語るも、「でも、本人が言ったように悲しい気持ちもあるけど、最後はみんなで笑顔で送り出せるようにできたらいいなと思います」と声を弾ませた。 また、乃木坂46は4回目の出場になるが、白石は、「ぜんぜん慣れはしないです。毎回、緊張のステージなので。紅白は全員で出られるステージでもあるので、今年も全員で最高のパフォーマンスをお届けできるように力を合わせてがんばれたらいいなと思います」と意気込みを語った。