若いころは犯人など悪役ばかりやっていた遠藤。だがコミカルな役など、より幅広い役柄をこなすようになったキッカケを聞かれると、「やっぱり女房ですね」としみじみ。
もともと在籍していた芸能事務所の社長兼マネージャーが高齢になり引退すると聞いた遠藤。ドラマに臨む際は入念な下準備をするなど、とにかく心配性だったため、自分のことをよく知っている妻に新たにマネージャー業をお願いした。
その依頼を断り続けた妻は、3年目でようやく折れたものの「私のやりたいようにやる」と宣言。以来彼にさまざまな役を彼に演じさせるようになったという。遠藤本人はそれに対し「従うだけ」と語ったが、ある時『笑っていいとも!』の1コーナーへの出演オファーに「無理」と拒否すると「じゃあ事務所解散!」と妻に脅され、しぶしぶ出たこともあったと振り返っていた。