同ドラマの原作は、リドリー・スコットが製作総指揮を務めて、2009年から7年間アメリカで放送された『The Good Wife』。テレビ版のアカデミー賞と呼ばれるエミー賞やゴールデングローブ賞を多数受賞している。そんなドラマで常盤が演じるのは、16年ぶりに弁護士に復帰することになった蓮見杏子(はすみきょうこ)。杏子は出産を機に弁護士の仕事を辞め、専業主婦として エリート検事である夫を支え、子どもを育て、家庭を守ってきた。ところがある日突然、東京地検特捜部長である夫が汚職の容疑で逮捕される。さらに女性スキャンダルまで明らかになり、よき妻として家族に尽くしてきた杏子の人生は一変することになる。
夫のスキャンダルの真相も明らかにならない中、子どもたちを守るために杏子は復職を決意。そして司法修習生時代の同期の助けでその同期が経営する法律事務所に仮採用され、16年ぶりに弁護士として復帰する。杏子が久しぶりの仕事の雰囲気に戸惑いながらも、任された事件としっかりと向き合い、依頼人に寄り添いながら解決していく姿に注目の同作。常盤が同作で、信念とプライドで運命を切り拓いていく女性をどう演じるのかに期待が高まる。なお、常盤が、TBS日曜劇場で主演を務めるのは、『Beautiful Life ~ふたりでいた日々~』以来、19年ぶりのこと。