松井は先日発売となった文芸誌『小説すばる』2018年11月号(集英社)で自身初の短編小説『拭っても、拭っても』を発表。27日にブログを更新した松井は「小説すばるに掲載されている『拭っても、拭っても』読んでいただけているでしょうか? 発売中の『青春と読書』という本で執筆のことについて書いてます」と自身初となる短編小説について触れ、「語れば多くなるけれど、語りすぎるのも良くないので、自分が書いたものに関してはああだこうだと言いません。読んだ方が受け取ったままに委ねます。お好きにどうぞと、少し突き放すくらいの距離感で。笑」と作品に対する反応への考えを述べた。
続けて、「これがきっかけで、普段活字を読まない方にも本を読むきっかけが出来たり、私のまだまだつたない文章でも少し面白いと思って、まだ出会ったことのない人の日常に潜り込めたら、それで幸せです」と思いを明かし、「自分の身から出たものと言いますか、自分から0を1にして誰かに届けることって今までなかなかしたことが無いので、新鮮な作業でした。作る、作り出す仕事をしている人達は凄いのだなと。尊敬の念しかありません」と心境をつづった。
このブログには「ホント素晴らしかったです」「デビュー作とは思えない」など、読者からの感想コメントが多数寄せられている。