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6日と7日の2日間、東京・有楽町の東京国際フォーラムにて同社の30周年イベント「ケルヒャーフェア30」が開催され、同社の製品がズラリと並んだ。
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■自動洗浄ロボットがお披露目
ここで大々的にアピールされていたのが、ロボット自動床洗浄機「KIRA B 50」だ。同製品がお披露目されるのは、世界で2番目。5月にはアムステルダムで公開され、イノベーションアワード2018大賞を受賞した。日本では来年販売予定とのこと。
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他社製品にないポイントとしては、自律型洗浄ロボットをうたっている点。床洗浄はもちろん、ドッキングステーションまで戻り、洗浄水の給水、汚水タンクの洗浄、バッテリーの充電を行う。洗浄能力は1200平方メートル/hで、走行速度は2.2キロメートル/h。運転モードは、設定された場所全体を洗浄する「Entire map」、重点清掃エリアを選択できる「Zone selection」、洗浄場所の周囲をなぞるように手動運転すると次回からその範囲内を自動洗浄する「Contour mode」、手動で運転したルートを記録する「Individual route」がある。
■洗浄機はハンドヘルドに
高圧洗浄機を使う時、水道、電源が別々の場所にあるため困ったことはないだろうか? 同社ではコンシューマ用の高圧洗浄機の分野で、バッテリー接続タイプのハンドヘルド製品を増やしていく方針だ。
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会場で紹介されたのは参考出品の「ケルヒャーバッテリープラットフォーム」。水道ホースをつなぐだけですぐに使える同社初のハンドヘルド製品「KHB 5 バッテリー」、バッテリー式の高圧洗浄機「K2バッテリー」、コードレスタイプの乾湿両用バキュームクリーナー「WD 1 バッテリー」の3製品だ。
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このなかで、注目を集めそうなのが手軽に持ち運びできるものは「KHB 5 バッテリー」。説明員によると、価格は35,000円前後になるという。
■窓ふきを変える
今年3月に発売になった家庭用窓用バキュームクリーナー『WV 1 プラス』『WV 1 プレミアム』 も人気商品になりそうなものだ。
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従来製品よりも、重さは約200g軽くなりサイズもコンパクトになった。充電時間も従来製品より最大50%短い約90分となっている。
実際に会場に用意されてた窓に洗剤を吹き付け、の水滴を吸引して『WV 1 プラス』でふき取ってみたが、ふき取った部分が、まるで乾いているような状態に驚かされた。