ピアニストのアリス=紗良・オットのメジャー・デビュー10周年記念アルバム『ナイトフォール』は8月24日発売。これに先駆け、5月31日に渋谷にあるタカギクラヴィア松濤サロンでメディア向けの先行試聴会が開催された。 会場にはメディア関係者約60人がつめかけ、イベントは13時に開演。冒頭、アリス=紗良・オットが登場し、アルバムに収録されているドビュッシーの「月の光」を生演奏で披露した。アリスは「この曲はロマンティックだが、元になったヴェルレーヌの同名の詩を読むと、人間の二面性や心の葛藤が含まれていると感じた」とコメント。その後、アルバム収録曲から、サティの「ジムノペディ」、ラヴェルの「スカルボ」をハイレゾ音源で試聴。アリスは「CD録音は、その瞬間の指紋のようなもので、最終的な自分のレコーディング音源はあまり聴かないようにしている」と語った。 最後に、サティの「グノシエンヌ第1番」を再び生演奏し、デビューから10年を経て大きく成長した姿を見せた。アルバム『ナイトフォール』は、自身初のフランス楽曲作品となり、今年9月の日本でのリサイタル・ツアーに先駆けて8月24日全世界同時発売される。