京都と言えば伝統的な和菓子も魅力。注目の1店舗目は、宝暦5(1755年)創業の老舗京菓子屋・俵屋吉富烏丸店の京菓子資料館。その技術の高さは今にも引き継がれ、2階には結婚式のウェディングケーキをイメージして作られた糖芸菓子の作品や大臣賞受賞の菓子を見学できる。1階ではお抹茶とセットで700円(税込)で新作京菓子を食べることができる。ちなみに提供される京菓子は、1月「一輪きんとん」「2月春東風」「3月すみれ」の予定。(※1 JR東海「そうだ 京都、行こう。」パンフレットに掲載の商品を申し込んだ場合、クーポン券持参で生菓子とお茶のセットを楽しめる特典がある ※2 2階は一般撮影禁止となっている)
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京都駅前に昨年オープンしてから話題になっている漬け野菜isoism(イソイズム)も一度は行ってみたいスポットだろう。漬物の進化系の料理や盛り付けが楽しめる。特に今年4月から提供されている「イソイズムのおひるごはん」はインスタ映えすると注目を集めている。漬け野菜12種盛りのプレートと季節の炊き込みご飯、季節の野菜濃縮スープのセットで1800円。
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さらさ西陣も、インスタ映えのスポットとして人気のカフェだ。なんと銭湯をリノベーションしたもので、店内には当時を思い起こさせるタイル張りの壁や、男湯女湯に分かれていた面影を確認することができる。住宅街に突然現れる印象深いレトロな空間は一見の価値ありだ。
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2018年は明治維新から150年。京都では幕末・明治維新や西郷隆盛ゆかりの寺院など15ヵ所で、通常は非公開となっている文化財が期間限定公開となる。NHKでは大河ドラマ『西郷どん』が1月7日に放送がスタートとなった。京都が、また注目を集めにぎわうことが予想される。まわっておきたい名所の2か所紹介もしておこう。
まずは東福寺 即宗院。即宗院は東福寺の境内の東側にある塔頭。薩摩藩士・西郷隆盛と幕末の勤王僧・月照上人がここで倒幕計画を練り、鳥羽伏見の戦いでは薩摩軍が山頂から洛中に向かって砲撃を加えたという。境内には「東征戦亡之碑」が建てられている。鎌倉時代の公家であった関白・藤原兼実の山荘「月輪殿」跡の庭園も公開される。
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次は日蓮宗京都十六本山のひとつ妙覺寺。ここの見どころのひとつは狩野元信による幅4.6×高さ5.9メートルの巨大な「大涅槃図」が特別展示される。また京の冬の旅期間中、本堂で画家・塩澤文男氏によるお釈迦様と四天王(持国天、増長天、広目天、多聞天)の巨大仏画の公開制作が行われている。
※敷地内は庭園を除いてすべて一般撮影禁止。記事写真は特別に許可を得て撮影
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(協力:JR東海)