20日、広島県の広島文化学園 HBG ホールにて、山本彩による全国7都市8公演ツアー『山本彩 LIVE TOUR 2017 ~identity~』が開催された。 女性ファンが多く詰めかける会場で、山本の「初日!皆さん声出していきましょう!」のひと言とともに、ライブはスタート。山本は、楽曲ごとにギターを持ち替えながら、パワフルな曲やアップテンポな曲、しっとりと聴かせるバラードまで幅広いレパートリーを披露した。「曲作りからだと1年くらいかけてじっくり作った大切なアルバム」だという『identity』には、自ら作詞作曲した楽曲はもちろん、阿久悠や阿部真央といった名立たるアーティスト、作詞家、作曲家からの提供曲も多く収録されているが、それら楽曲の数々を、一曲一曲丁寧に歌い上げて会場を包み込んだ。 山本は、「広島は今、カープで盛り上がっていますよね!私は阪神ファンですが(笑)、広島に着いたとたん全身カープユニフォームの方を見て、街もカープ一色で、すごく熱を感じました!」と、ソロツアーとしては初めての場所だという広島の街も楽しんだ様子。会場のファンもペンライトやレイブバンドで鮮やかに会場を彩りながら一体となり、大盛り上がりで約2時間のライブを終えた。11月22日まで行われるツアーでは、進化し続ける山本がまだまだたくさん見られそうだ。