7日に放送された「王様のブランチ」に俳優・綾野剛が出演。2003年のデビュー作「仮面ライダー555」(テレビ朝日系)の思い出を語る一幕があった。 綾野はこのときライダー役ではなく、「スパイダーオルフェノク」という怪人役で出演。当時の映像を見た綾野は「なつかしいな」と感想を漏らし、ファーストシーンで23テイク撮ったことを明かした。「伝わってこねーんだよ、お前の芝居」などと罵倒されたという。 綾野はそんなスタッフに対する心境について「限りなく殺意に近い思いはあった」と正直に吐露。それでも、「生意気な若者に対し、大人が胸ぐらをつかんで逃がしてくれなかったことが素直にうれしかった」と語り、真摯に向き合ってくれる人たちがいることに感動。本格的に役者の道を志したと語っていた。