7月には、横浜と伊豆の下田を結ぶ豪華列車「THE ROYAL EXPRESS」が運行を開始。片道3時間という限られた時間の中で、子供から大人まで楽しめる極上の旅を提供している同列車も例外ではない。最先端と伝統の技が共存する8両編成の車内は、家具や装飾など、そのすべてがオーダーメイドなのだ。デザインを手がけたのは、「ななつ星 in 九州」で知られる列車デザインの第一人者・水戸岡鋭治氏。全国から集まった一癖も二癖もある腕利きの職人たちが、イスや金物の加工、組小細工などをどのように生み出していくのかに注目だ。