歌手の倉木麻衣が25日、東京・ギネスワールドレコーズジャパンで行われた公式認定証贈呈式に出席。アニメ『名探偵コナン』とのタイアップが今年の劇場版『名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター)』で21曲目ということで「Most theme songs sung by the same artist for an animation series」(同じアーティストにより歌われたアニメシリーズのテーマソング最多数)のギネス記録が贈られた。
倉木と『名探偵コナン』のコラボレーションはさかのぼること17年前の2000年に「Secret of my heart」でエンディングテーマを担当した時からスタート。認定式ではギネス世界記録公式認定員石川佳織から「2000年から続いているこの素敵なコラボレーションをギネス世界記録として世界に向けて発信できることをとても光栄に思っています」とのコメントがあった後、認定証が贈呈された。
倉木は「ギネス世界記録の認定をいただけたと聞いて、本当に信じられない気持ちです。ご縁をいただいて『名探偵コナン』の歌を担当させていただいて、皆さんに感謝の想いをいっぱいです」と感謝を言葉にし、「コナンをずっと愛しているファンの皆さん、関係者の皆さん、『名探偵コナン』を大好きな私と応援してくださるファンの皆さんとのギネス世界記録だと思っています。本当にありがとうございます。最初に担当したTVアニメエンディングテーマ『Secret of my heart』の当時はまだ高校生で大変な時期だったのですが、『名探偵コナン』からたくさんの勇気をもらって支えられました。それから21曲もご一緒させていただき早17年、皆さんと大好きな気持ちと感動を共有してくることができてとても嬉しい気持ちでいっぱいです」と感慨深げに語った。
また、同日に情報解禁となった倉木が歌う『名探偵コナン』テーマソングのベストアルバム『倉木麻衣×名探偵コナン COLLABORATION BEST 21 -真実はいつも歌にある!- 』の発売について聞かれると「ギネス世界記録に申請させていただいた時から、本当にたくさんの方からその21曲すべてを入れたアルバムを作ってほしいとのご要望をいただき、皆さんへの感謝の気持ちと引き続きコナンくんを応援していきたいという気持ちを込めてリリースさせていただくことになりました」とファンの要望が多かったことを明かし、インパクト大なタイトルについては「当初は『倉木麻衣×名探偵コナン COLLABORATION BEST 21』だったのですが、コナン愛の強いスタッフが『-真実はいつも歌にある!-』部分を勝手に付けてしまった」と言うと、会場が笑いに包まれる場面もあった。
ベストアルバム『倉木麻衣×名探偵コナン COLLABORATION BEST 21 -真実はいつも歌にある!- 』は10月25日リリースだ。
《松尾》