ウェザーニューズは、スマホアプリ「ウェザーニュースタッチ」を通じて全国規模で桜の健康状態をチェックするユーザー参加型の調査『桜の健康診断2017』を実施し結果を発表。桜の健康状態は昨年に引き続き過去最悪とのレポートをまとめている。 同社によれば、全国6,000本の桜の健康状態をユーザーから寄せられた調査データをもとに分析したところ、今年の桜の健康度は全国平均で「優良(ー)」の判定となり、調査開始以来、最も悪い結果であった2016年と同じ値(1.70)だったとのこと。桜の健康状態は悪化しており、樹勢が衰退傾向にあるという。桜の健康度ランキングで最下位は宮崎県、ついで北海道という結果になっており、これは2016年夏に到来した台風の影響が一因として考えられると伝えている。 日本で1番多い桜「ソメイヨシノ」は寿命が60年と言われており、元気な姿を保つには弱っている桜を早めに見つけ、手当をすることが必要不可欠。同社では今後も定期的に『桜の健康診断』を実施し、日本の春の風景を彩る桜の健康を見守っていくとしている。