オリジナル・ヴァージョンは、カーディガンズなどを手掛けたスウェディッシュ・ポップのヒット・プロデューサー、トーレ・ヨハンセンのプロデュースにより、今から20年前の1997年1月22日に、アルバム「I could be free」の先行シングルとしてリリースされた。原田自身による恋するときめきを描いた歌詞と、疾走感のある爽やかなサウンドが絶妙にミックスされた同曲は、当時日本で流行していた渋谷系ムーヴメントを代表するナンバーになり、そのサウンドは現在も色あせることなく、毎年春先になるとラジオ等で頻繁にオンエアされている。
新ヴァージョンのプロデュースおよびアレンジを務めたのは、2007年以来タッグを組んでいるギタリスト/作曲家の伊藤ゴロー。そして、近年レコーディングやツアーを共にしている信頼するミュージシャンたちがバックを固めている。新ヴァージョンは、オリジナルの凛とした透明感と輝きはそのままに、心地よい春の木漏れ日とそよ風のようにフレッシュなサウンドに仕上がっているとのこと。楽曲は4月初旬よりラジオ・オンエアがスタートする予定となっているほか、カップリングには、「I could be free」で発表された「愛のロケット」のセルフ・カヴァーも収録されている。